私目立ちたくないんですけど！？2 -合宿編-【ハイキュー】【刀剣乱舞】

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及川)「Aちゃーん！あ、他のマネさん達もちょっといい？」

ひらひらと手を振りながら近寄ってくる及川さん。

『どうしました？』

及川)「いや〜、あのね、さっき主将ズと話してた時に出た案なんだけど…」

┈┈┈┈┈┈┈

木兎)「折角の合宿なんだし、皆と仲良くなれたらいいよな！」

黒尾)「確かに。でも全員は難しいんじゃね？」

及川)「あ、マネージャーさん達？」

木兎)「マネ達？何で？」

牛島)「マネージャー達は選手より話す機会が少ないだろう」

澤村)「この合宿中も自分達の学校以外のマネ達は殆ど絡み無い可能性あるしな」

北)「せやな…。そもそも俺らんとこは元からマネおらんから正直何話せばいいか分からん」

及川)「話題なんて適当でいいんだよ〜」

黒尾)「あ。俺いい事思いついたかも」

澤村)「何だ？」

黒尾)「1日ずつマネージャーシャッフルしね？5人と6校だからどっか1校は余るけど」

及川)「おー！いいね！」

木兎)「それなら仲良くなれそうだしな！」

北)「ドリンクとかタオルとか基本的に必要なもんは全校に用意する言うてくれてたから残る1校も問題なさそうやしな…。ええと思う」

牛島)「自分達のチームを相手校の立場で見るのも彼女らにとって良い勉強になりそうだな」

澤村)「少し不安な所もあるが…まぁ大丈夫だろう…多分」

黒尾)「よーし。んじゃ決まり！」

┈┈┈┈┈┈┈

及川)「っていう訳なんだけど」

なるほどね〜！

『良いと思いますよ！楽しそうですし！』

皆さんはどう思います？とマネさん方を振り返ったが、

谷地)「か、烏野以外の人達の…マネージャー…！そ、粗相と失敗がないようにしないと…」

と、仁花ちゃんが目を白黒させながらブルブル震えてた。

雀田)「仁花ちゃん大丈夫？」

谷地)「はいっ！大丈夫です！すみません！」

及川)「あー、澤村くんが言ってたのこれかぁ」

納得、と言ったように及川さんが言う。

『どういう事ですか？』

及川)「澤村くんがね、"谷っちゃんは良い子だけど少し緊張しがちな所があって。でも全力で頑張ってくれる子だから…"って言ってて」

清水)「あぁ、なるほど」

潔子さんはブツブツ呟く仁花ちゃんの背中を撫でながら頷いた。

及川)「もし無理そうなら全然断ってくれても大丈夫だよ？」

谷地)「い、いえ！大丈夫です！」

これも成長の機会なので！と頼もしい答えの仁花ちゃん。

及川)「そう？それならいいけど…。それじゃあよろしくね！」

『了解でーす』

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