三十四話 ページ37
坂「円堂さんに怪我を!?」
円「おいおいっまだそうと決まったわけじゃないだろう?」
鬼「あいつを許してはおけないっ監督が動かないのなら、俺達であいつをこのチームから排除するしかない」
氷「鬼道さん、そんなことできるんですか?」
氷浦は鬼道に聞く
鬼「できる、しかし、それには大義名分が必要だ、下手な反撃をすればこっちが返り討ちを食うだろう、大観衆が見ている試合の真っ最中に一星とその背後にいる組織の悪行を暴露する!フィールドを穢す者を許してはおけないっ次の試合で片をつけてやる!」
円「鬼道・・・」
控え室の扉が開く
「全員その場を動くな!我々はFFI管理局の者だ」
管理局の人達は選手の鞄の中身を見ていくと一つのロッカーの前で立ち止った
「ここのロッカーを使用しているのは?」
鬼「・・・俺です」
「これはドーピング効果のある薬 物だな?」
管理局の人が手に持っているのは錠剤だった
全員「えっ!?」
鬼「なんだと!?」
「ドーピング違反により、鬼道有人!君を代表選手失格とみなす!」
鬼道は管理局の人につれて行かれそうになる
円「待ってください!鬼道がそんなことするわけない!」
「言い分は取り調べ室で聞く」
灰「鬼道!」
鬼「待て!話を聞いてくれ!これは何かの間違いだ!」
風「鬼道!」
皆は助けようとするが鬼道は連れて行かれてしまった
鬼道が連れていかれて皆、唖然としていると一星が入ってきた
充「あーあ、鬼道さん失格になっちゃいましたねぇ」
灰「一星・・・てめぇが鬼道を嵌めたんだなっ」
充「なんのことかな?だけど良くないよねぇ、ドーピングなんて、鬼道さんがそんな卑怯なことをする人だったなんて、幻滅だなぁ」
灰「てんめぇぇぇ!!」
灰崎は一星の胸ぐらを掴んで一星を壁に押し当てる
充「いいのかな?灰崎君」
灰「あぁ!?」
充「君も鬼道さんみたいに、選手声明を失いたくなければ、大人しくしていたほうが身のためだと思うけど?」
稲「灰崎やめろ!」
灰「んなの知ったことかよ!」
灰崎が一星を殴ろうとすると円堂が灰崎の手を掴んだ
円「やめろ灰崎!」
灰「邪魔すんじゃねーよ!」
円「今問題を起こしたら、お前まで試合に出られなくなるぞ!そんなことになったら、鬼道が一番辛く思うはずだ」
灰「くっ・・・」
灰崎は一星から手を離した
充「明日人君、ありがとうございます」
稲「え?」
充「あの時助けてくれたおかげで、邪魔者を消すことができました」
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作者名:crossknights | 作成日時:2020年10月7日 3時