【銀魂3z】イケメンだらけの寮生活?! -２-

74.近)トシ、お前かけすぎじゃね？マヨネーズかけすぎじゃね？それ何？？ ページ39

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… キ マ ズ イ 。


あれ以来、私は学校でも寮でも無意識に彼を避けていた。言葉を交わしたのは数週間ぶり。
な、何を話せば__

悶々と次の会話を考えていると、先に高杉が口を開いた。


高｢…お前、飯食ったか？｣

A｢……へ？｣







高｢ソースとってくれ。｣

A｢え。あ、はい。｣


食堂にて私の目の前に座り黙々とカレーライスを頬張る高杉。

いや、どゆこと？

突然夕飯を一緒に食べようと誘われついて来たはいいけど、この人何でこんなに普通なんだ。気まずいの私だけ？


A｢え…っと…、高杉ってカレーにソースかけるんだね……｣

高｢まぁな。｣

A｢……｣


至って普通過ぎる。普通過ぎて怖い。
この数週間私が避けてたのは何だったんだ…。


そんな私の様子を見てか、
高杉は突然クスッと笑った。


高｢…そんなビクビクすんな。取って食いやしねぇよ。｣

A｢え？！あっいや、そういう訳では…｣

高｢…まぁ仕方ねェか、警戒されるような事したのは俺だ、｣


……あの時の、…キスの事だろうか。


高｢…もうしねぇから安心しろ。｣


そう言った彼は相変わらずの仏頂面で。
でもどこか、寂しそうにも見えた。


…ねぇ高杉。
どうして私の事を好きになってくれたの？

私にはまだ、高杉の気持ちが分からない。
…好きって気持ちが、まだ分からないよ。

今までどんな気持ちで、私の隣にいたの？


私は無意識に、口を開いた。


A｢…高杉は私の傍に居て、嬉しくなったり…安心したり…ドキドキしたり…苦しくなったり…したの？｣


私の言葉を聞くと彼はゆっくりと顔を上げ、私の目を真っ直ぐに見つめて言った。


高｢____....今もしてる。｣

A｢...._____｣


あまりに真剣な眼差しに目を奪われてしまった。

そうか。そうだったんだね。
…高杉、本当にありがとう。でも…ごめんね。

私はやっぱり、高杉と同じ気持ちにはなれなかった。


A｢…ありがとう高杉。…ごめん。｣

高｢ﾌｯ、俺ァ何回振られりゃいいんだ。もう気にすんな。｣

A｢…うん。ねぇ高杉、前みたいに普通に接してもいい？…友達として。｣

高｢……晋助。｣

A｢え？｣

高｢晋助って呼べ、なんか堅苦しい。そしたら許してやらァ。｣

A｢…ふふっ、分かった。晋助。｣


…晋助への告白の返事は、間違っていなかった。

自分の気持ちをきちんと再確認できて、
心のモヤモヤが、少しだけ晴れた気がした。




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75.土)かけ蕎麦土方スペシャルだ。沖)あ、犬の餌がこんな所に→←73.貴)男子の衣装はどうするの？神)多分ド〇キとかで買ってくるアル

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