【銀魂3z】イケメンだらけの寮生活?! -２-

64.月)ヴァハハハハ！もっと酒持って来い！！銀)おい、誰だ彼奴に酒飲ましたの。 ページ28

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月｢…………｣

A｢…………｣




完全にデジャブ。


……先程まで朝だった筈なのに、もう夜。

布団から起き上がり部屋を見渡せば、
入り口に月詠先生。

蘇る記憶。

恥ずかしくて死にそう。



月｢…主は年に何回気絶すれば気が済むんじゃ。｣

A｢……すみません……｣



穴があったら入りたい。
きっと十四郎がここまで運んでくれたんだ…

……全裸だった私を……！


A｢…先生、十四郎は…｣

月｢まだ皆で外を散策していると思うぞ。｣

A｢…何か言ってましたか？｣

月｢ん？お主が風呂で倒れているのを偶然志村が発見して、そこへ偶然通りかかった土方が担いで連れ帰ってきた…とまぁ詳しく熱弁はしていたが。｣



……どゆこと？



A｢…志村？通りかかった？｣

月｢志村妙が女湯の露天風呂で倒れている主を発見したんじゃ。覚えてないのか。｣



何でお妙ちゃんの名前が出てくるの？

……私が間違えて男湯に入ったこと、知らないの？



土｢覚えてる訳ねェよ先生。｣



月詠先生の後ろから突然姿を現した十四郎。

私は思わず反射的に目を逸らした。



月｢早いな。他の生徒は？｣

土｢そのまま夕食の会場に向かった。俺はAの様子を見に。｣

月｢そうか。この様子ならもう心配ないだろう。わっちも先に広間へ向かうぞ。｣



部屋を去った先生に軽く会釈をすると、
十四郎はゆっくりと近くへ歩み寄ってきた。


土｢…気分は。｣

A｢だ、大丈夫。｣

土｢…先生には念の為嘘言っといたから。｣

A｢あー…なるほど…｣


それであんな風に言ってたのか…


土｢妙に手助けして貰ったのは本当だが…彼奴も口止めしてある。｣


そうだったんだ…。
お妙ちゃん、ありがとう…。


A｢その、お見苦しいものをお見せして…｣

土｢…見てねェから大丈夫だ(見た)。その為に妙呼んだんだからよ。｣

A｢…ならよかった…あの、色々ありがとう。ごめんね。｣

土｢…おう。｣



……本当、どこまでも優しいな十四郎は。



こんなに迷惑かけたのに、
怒るどころか、心配してくれて。


私に気を使って優しい嘘までついてくれて。


あの時居たのが十四郎で良かった…



土｢…お前の好きな奴にも言わねェから安心しろ。｣

A｢……｣






ん？






A｢好きな奴って？｣






私が思わずそう聞き返すと、

十四郎は その鋭い目を丸くして、
呆気にとられたような顔で私を見つめた。







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65.長)やったぁ！俺初登場！！銀)タイトルだけな。→←63.神)もう食べられないアル〜ﾑﾆｬﾑﾆｬ 貴)このままだと腕食い尽くされる…

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