マフィアに恋した私《紫》 (ページ43)

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Rear43 ページ43

your side

『…いた、の、、』

深澤「言ったろ？

絶対守るって。」

その言葉に思わず顔が綻んだ。

田中「…おっと、彼氏さんの登場かな？」

そういって田中はベットから手を上げながら立ち上がった。
ひーくんは田中の傍に行き頭に拳銃を突き付けていて、田中に後ろを向かせていた

深澤「こっち向いたら撃つ。」

田中「うーい。。てか俺の部屋に何の用？」

深澤「教える義理ねぇよ。…こっちおいで。」

少し前のドスのきいた声とは全く違う優しい声とともに手招きをされ、震える脚で走っていき辰哉さんに支えてもらった

深澤「、本当だったら殺してるけど、、勘弁してやるよ。

ぐっすり眠りな？照」

辰哉さんがそういうとひーくんはポケットから出したハンカチを田中の口に当てた

するとすぐに田中はドサッと倒れた

『…どう、なったの、？』

照「大丈夫。寝てるだけだから」

『そ、、っか』

深澤「…A。」

と名前を呼ばれたかと思うとひょいっと持ち上げられてお姫様抱きの形になった。
そして通信機を使って「完了。撤退」と簡潔に報告してから歩き出す

すると私にだけにしか聞こえない声で弱々しく

深澤「…早く行けなくてごめんな。」

と言っていた。