マフィアに恋した私《紫》 (ページ36)

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Tatsuya side

朝起きると隣の部屋から「やばいな…」なんて声が聞こえてAの部屋に行くと、鏡の前に立つ女性。

…誰だ。

その人がクルりと振り向くと

深澤「、え、A…？」

『ねぇ、やばいよね？背中空きすぎじゃん。脚も…』

．．．絶対に言えない。
綺麗すぎて誰だか分らなかったなんて

真っ白で透き通った肌が見えていて、いつもの可愛いAをしっているからより一層綺麗だ

『、どう…かな？』

と不安げに聞くその顔でさえも綺麗でしょうがない。

深澤「、、似合ってる、、すっげぇ綺麗」

そう告げると、Aは嬉しそうに顔を赤く染めた
お互いなんだか恥ずかしくなってそれぞれの準備へと戻った。

俺がスーツに着替えている間にAはアクセを付けてファーのついたコートを着ていた。

『わぁ～辰哉さんかっこいいね！セットしてる髪の毛もいいね！』

私にはもったいないくらい！なんて言ってたけど、それはこっちのセリフだな、って思うくらいにAは綺麗で…自覚していないのが怖いわ

これは田中だけじゃなくて他のやつからもAを守んねぇーと