マフィアに恋した私《紫》 (ページ4)

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Rear 4 ページ4

Your side

深澤｢すいません。お電話変わりました Aの兄の辰哉と言います。

最近妹の体調が悪くて、妹に聞くと先輩に仕事押し付けられてるって言うですよ～はいそれに残業代出ないらしいっすね？笑笑

ははっそこまでは言ってませんよ～でもね

そんなクズ会社でウチの大事な妹は任せられませんよ｣

最後の一言で声色が一気に低くなったふっかさん基辰哉さん

その声に背筋が凍るほどの悪寒がした

深澤｢と、言うことでAには退社させます。
辞職願なんてだしにもいきたくないそいなので後日郵送させていただきます。

はい。はい。それでは失礼します…｣

辰哉さんはそう悠長に話すと携帯を手放した

え……兄…？妹……？退社…

『…ぇええ！？！』

ポカーンとしていた自分の顔がみるみる青ざめていくのが分かった

深澤｢ははっ！そんなに驚く？？笑｣

『え、いや！、だって！！！』

深澤｢あんだけ泣いてて辛い思いしてたなら、別に辞めちゃった方がいいでしょ？｣

そう言い放つ辰哉さん

確かに

『そ、そうですけど…』

いやでも待て、私これからどうすればいいのか…
新しい職場も探してない。

でもあの会社を辞められたと言うことで、なんだか抱えていた荷物が降りた気がした

照｢ふっかいくらなんでも勝手すぎ｣

照さんも私と同意見らしく呆れ気味にそういった

照｢ふっかが勝手な行動してごめんな新しい職場見つかるまでは手伝うから｣

と申し訳なさそうに言う照さん

当の怒られた辰哉さんはと言うと、何かを考えるように天井を仰ぎ見ていた