マフィアに恋した私《紫》 (ページ19)

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Rear19 ページ19

Tatsuya side

深澤｢……。｣

『……』

さっきから照の事を見ているA

しかもじっと見ちゃってさぁ
おかげで会話ゼロだよ～

深澤｢何そんなに見てんの｣

気軽に聞こうと思ってたのに、自分から出た声は意外と暗くて重い声だった…

『あ、いや、、誰かの運転で出かけるの久しぶりだなって…』

照｢そうなの？笑｣

『はい笑父親とかの運転でしか乗ったこと無かったので笑』

照｢酔ったりしてない？大丈夫？｣

『はい！大丈夫です！逆に心地よすぎます笑』

照｢そか笑よかった｣

『あ、そういえば照さんって、、、、、、、』

、

、

照｢あはは！そうそう！それでさ～｣

え、何…俺空気扱い？Aもずっと照と話しかけてるし…

ちょっと、

、、

、いやだいぶ

嫌だな…

、

Your side

『そうなんですね！笑』

照｢そうそう笑｣

『ありがとうございます笑』

照｢いえいえ｣

照さんとの会話が思ったよりも弾んでいたが、キリが良くなって辰哉さんの方を見ると、なんだか面白くなさそうな顔してる

『辰哉さん？…買い物に行くのやだった…？』

と聞くと、チラッと私を見てから直ぐに外の景色へと目線を戻す辰哉さん

深澤｢別にそういうんじゃないから、安心して｣

『そっか……』

何か気に触る事したのかな

そう考えていると前に座っている照さんが急に笑いだした

照｢あーあ笑ふっかも素直じゃないよな～
Aは鈍感だし笑｣

『どういう…？』

私の頭にはハテナが浮かんでいた