事務の無難な私とエリートな彼《紫》

STEP27 ページ27

出張当日



集合場所の東京駅に着き中央改札の前で待つが会社の人で見覚えのある人は居ないし、誰かもわからないから連絡の仕様がない…どうしよう


とりあえず会社に連絡しようと携帯をいじってると肩をトントンとつつかれる感触に振り返るとそこには毎日のように見慣れなた人が居た


『あ、阿部さん！？』


阿部｢おはよ笑 集合場所変わってたんだけど教えるの忘れてたから迎えに来たよ笑｣


『そ、そうなんですね！わざわざありがとうございます！』


阿部｢こっちこっち！｣


『あ、はい！』



阿部さんに手招きされるがまま駅内を歩き始める
するとある柱のところで

サングラスをしてロイヤルに壁に寄りかかっている男性
座り込んで一眼カメラを楽しそうに弄ってる男性
腕を組んで携帯を何回も確認しつつ立っている男性

が見えてきて阿部さんも3人に近付いていった

何となくマスクやサングラスで顔が隠れてたけど、それぞれ面影を残してて誰がどなたなのかよく分かる笑


『宮舘さん向井さん深澤さん！！！』


向井｢あ！Aさんやっと来たぁなぁ｣


宮舘｢まぁ伝えてた場所違ったからしょうがないよね｣


『す、すいません！』


阿部｢吉村さんが謝ることじゃないよ笑｣


深澤[よし、全員揃ったなぁ〜行くぞ〜]



正直香取さんの件があってからこの皆さんとも一切と言っていいほど話してない…だからこそちょっと怖い


私のことどう見えててどう思ってるのかが

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