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4月7日1 ページ3
俺は童話にでてくる姫にはなれない
だから王子になる
つもりだった。
司会「生徒会長、挨拶」
歩く、マイクに向かって。
正しくは舞台中央望むセットに向かって。
『みんな、入学おめでとう。
俺が生徒会長の龍崎だ。』
会場全体で騒めきが起きる。
理由は明白
俺がカッコ良すぎるから。
ではなく、
小さくて見えないから、だ。
仕方なくマイクを持って新入生が
俺のことをよく見えるように移動する。
『この学校に入ってくれてありがとう。
不安て胸が一杯の子もいるだろう。
だが、安心しろ。
この俺がいる限り
此処を楽しい場所にしてみせよう。
以上で挨拶を終わる。』
俺の挨拶は短い、がモットーだ。
長いと退屈させてしまいかねない。
挨拶が終われば俺はすることがない。
いつも俺が暇で仕方がない。
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名:愛咲妃 | 作成日時:2020年3月3日 20時