宮兄弟には姉がいるようです。【ハイキュー！！】

一瞬を操れ ページ14

嶋田｢ここでやるか一人時間差！！｣


滝ノ上｢ツッキー一人時間差なんて使えたんだ？！にしても溜めてたなぁー！｣




今の得点で、21-23で烏野が引き続きリードとなった。



あの一人時間差は、合宿の時に赤葦とやってたな確か……



あれ私もやってみたら全然出来なくて、黒尾と木兎にバカにされた。



黒尾が出来るのは知ってたから、じゃあぼっくんやってみてよ！！って言ったら木兎も出来なかった。


あれ面白かったな。




しかしここで、




(影山にミス？！)




トスの標準が合わなくなってきた影山。


1番ボールに多く触っているからこそ、1番初めに疲れが出てきたか。




烏野も点を取るも、白鳥沢にブレイクされ、
現在26-26となった。



すると突然、




｢期待してるぞ烏野ぉー！！！｣




『あっ、あのおじさん』


一繋｢まーだ見にきてんのかあのオヤジ｣




烏野の応援をよくしてくれるおじさんだけど、私たちが入部したばかりの強豪と呼ばれなくなった時期の時に、野次を飛ばしていたおじさん。




『ほら、期待には応えなきゃ。』




3年生3人の背中を上から見る。2年前の姿は、しっかり彼らの底にある。




メンバーチェンジで、スガが入ってきて、スガのサーブから始まった。



日向のスパイクを、天童がブロックするも、それはアウト。




これで烏野がセットポイントだが、次の瞬間あっという間に白鳥沢に取られる。


そして、それに負けじと田中が決める。




(トスが短いっ！)




影山のサーブから始まったラリー。


相手から返ってきたチャンスボールを拾うも、影山のトスが短い。



しかし、日向は、咄嗟に左手で触る。




＿＿一瞬を操れ




｢｢｢よっしゃぁぁ！！！！｣｣｣




27-29で烏野がセットを取った。

第4セット、終了。

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