初戦 ページ20
『…………合宿の時のみんなはどこへ行ったんだ』
本当にそう思うほど、みんなの動きには迷いはない。
大地のレシーブの読みの良さはさらにキレッキレだし、ツッキーのブロックも格段に上がっている。
それに、
『日向と影山、凄いでしょ？』
うちの攻撃の要である2人もさらに成長した。
一繋｢でも、2、3年が予想以上。
今の3年生、お前らが入ってきたのは烏野が“強豪”と呼ばれた時代がちょうど、過去になった頃。
憧れと現実のギャップもあっただろう。
1番不遇な時代に居た連中なんだろうな。
＿＿だからこそ、腐らずにここまで来た連中には、
簡単に揺るがない強さがある。｣
『…………確かに、1番不遇だったのかもしれない。でも、そんなの、
自力で1番最高の時代にしてやったのも、私らだよ。』
にひひっと笑って言うと、そうか、と冷たく返された。
全く、愛想のひとつやふたつくらい持ち合わせてないのか、と思っていたら、それを見抜かれていたのか頭を小突かれた。
ピピーッ！！
谷地｢やった！初戦突破……！！｣
試合終了の笛が鳴った。
セットカウントは2-0で烏野の勝利。
やっちゃんとハイタッチをして喜ぶ。
『じゃあやっちゃん！下行こうか。
じゃあまたね、ジジイ』
階段を降りて、みんなが帰ってくるのを待ってると、私たちに気づいたみんなは笑顔で手を降ってくれた。
『初戦突破おめでとう！』
私にとっては恒例のみんなとのハイタッチ。
西谷｢俺のレシーブ見てましたかっ？！！｣
『おう見てたぞ西谷ぁぁ！！惚れた惚れた！！』
西谷｢あざーっす！！｣
日向｢俺のスパイクも見てましたっ？！｣
『もちろん見てたぞ日向！練習で言われてたこと、バッチリできてた！』
このやり取りも、いつもの恒例だったりする。
みんなとハイタッチをし、最後に潔子と目が合う。
『おかえり、潔子』
清水｢ただいま、A｣
選手達の1番後ろで、私と潔子はみんなの背中を見つめた。
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桜(プロフ) - 西谷 ﾆｼﾔさん» お気づきになられましたか！！笑私もは？となるような場面なのですが、それほど焦っていたということを表現するために、少し大袈裟に書かせて頂きました笑そこまで高くないところもあるようなので…代わりといってはなんですが、足はジンジンしております。笑 (2020年6月22日 23時) (
レス) id: 1140816973 (このIDを非表示/違反報告)
西谷 ﾆｼﾔ(プロフ) - ごめんなさい、感動する所で言ってしまいますけど観客席から下に飛ぶって凄くないですか？！ (2020年6月22日 20時) (レス) id: d570396b88 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 蘭さん» たった今更新させて頂きました！！ぜひ読んでください！コメントが私の励みになります！！ありがとうございます！ (2020年6月10日 7時) (レス) id: 1140816973 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - Roaさん» あのツインズの姉なんで、もしいたらそうなるかなぁ、と思いながら書かせて頂きました！笑更新頑張りますので楽しみにしててください！ (2020年6月10日 7時) (レス) id: 1140816973 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 続き待ってます！ (2020年6月10日 0時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年6月7日 11時
