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「え゛ｯ！？11歳！？」
キューリアと軽く世間話をした流れで年齢の話になった。別に11歳で、驚くことある？いや、無人島で逞しくサバイバルしてることを踏まえたら、11歳という年齢は驚きかもしれない。
『そんなに驚く？』
「…だって僕15歳……」
『え゛』
キューリアっておれより年上だったのか。凄くビビってるから勝手に同い年か年下かと思ってた。なんかごめん。
『じゃあ、敬語の方がいいっすか？』
「いや、大丈夫だよ…」
年上にタメ口使うなんて、中々複雑な感じだ。学生時代では、上下関係強めの部活に入っていたから尚更。大丈夫だと言ってくれているけれど、砕けた敬語にしてようかな。
『それより、帰る術はあるんです？』
「……無い」
『この島から見てどこら辺にあるかは…？』
「分からない」
あー、つまり詰んでるんだな。理解した。
「僕、どうしたらいいんだろうな…」
果たして、どうすることが正解なんだろうか。ぶっちゃけると、原作に出てきていない奴の扱いが1番大変。まさにそれがキューリア。じいちゃんに頼んでゴルゴ山に連れて帰れば確実に原作にキューリアという人物が関わることになってしまう。
そうなってしまうと、不確定要素が増える。それは何としても阻止したい。
『…元いた島で、なんかやってたんですか』
「なんで？」
『筋肉のつき方…後、手のマメ』
「…凄いね。
剣を習ってた。父は海に出て剣術で名を馳せたんだ。父はその技を僕に伝えてようとしたんだ。
今の僕を見たら父はきっと僕を叱るよ」
ヘラっと笑うキューリアを見て、考える。キューリアは、きっと経験不足なだけだ。実力はある。じゃなきゃ、手のマメがあれほど潰れることはない。
『…お手合わせ願いたい』
「…ん？
え？はｯ！？
ど、どういうこと？ぼ、僕とAが？」
『そう。ここには木刀が2本あるから』
「そ、そんな！無理だよ…」
『やるって言ったらやる！！ほら、木刀！』
無理やり木刀を持たせて対面する。おれが本気であることに参ったのか、渋々キューリアも構えをした。最初に、おれが動いた。
キューリアの右肩を狙って木刀を振るうが、それをキューリアは木刀で流しそのまま俺の足首を狙った。
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お気に入りに登録していただきありがとうございます
なんと、順位も…
もう何が何だかって感じで困惑してます。
コメントもありがとうございます！
これからも何卒、宜しくお願いします！！
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笑舞♪(プロフ) - 潮見さん» コメントありがとうございます！1番！！めちゃくちゃ嬉しいです…！更新頑張ります！ (2022年10月29日 16時) (
レス) id: 938f6d2c76 (このIDを非表示/違反報告)
潮見 - 面白すぎます！ASLの兄貴っていう作品の中で1番好きです！更新楽しみにしてます〜 (2022年9月26日 8時) (レス) @page39 id: c06f6fba38 (このIDを非表示/違反報告)
笑舞♪(プロフ) - 紅碧さん» コメントありがとうございます！好みドンピシャ！嬉しいです！これからも更新頑張りますね〜！ (2022年9月24日 15時) (レス) id: 938f6d2c76 (このIDを非表示/違反報告)
笑舞♪(プロフ) - seeenraaaさん» 返信遅くなり、すみません。も幸せだなんて…！嬉しい限りです。これからも、頑張って更新しますね！ (2022年9月24日 15時) (レス) id: 938f6d2c76 (このIDを非表示/違反報告)
紅碧(プロフ) - めちゃくちゃ最っ高でした！！私の好みにドンピシャでニヤニヤしながら見ちゃいましたw続き楽しみにしています！ (2022年9月20日 21時) (レス) @page36 id: 48ad6ad27f (このIDを非表示/違反報告)
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