#14 ページ14
hsrb「す、数学が50点超え……?!」
『すごいね星導くん』
hsrb「これが俺の実力なんですよね」
『ごめんけど今まで教えたの私』
hsrb「???」
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『現代文64点……??嘘でしょ』
hsrb「壊滅的だったAさんにここまで教えたの誰でしたっけ??」
『ライくんありがとうね本当に』
inm「、?どういたしまして!」
hsrb「違う違う」
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hbc「Aさん!俺数学66点やった!ほんまありがとう!!今度お礼させてや!!」
『そんな、気にしないで。おめでとうね』
hsrb「あれ、俺負けて…?」
『これが地頭の違いってやつだよね』
hsrb「全然喧嘩なら買いますよ??」
『100万円です』
hsrb「あ、カードで」
hbc「高校生はカード持てへんわ」
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そんなこんなでテストの結果が全科目返ってきた。いいとも悪いとも言えない順位だったがまぁこれからこれから。そして今日、ヒーロー科50人の総合成績の順位が張り出される。内申点とテストの点、ヒーロー適性の点を合わせた順位である。順位が張り出されているところへ向かうと、大勢の人は集まっていた。
rin「ありゃー、これは普通科の人もめちゃつえーの人達を見ようとして来てるっぽいね」
『えぇ……そんなに人気なんだ』
rin「普通に伊波くんとか星導くんと話せてるのAだけだからね??しかもこないだ緋八くんとも話してたでしょ?!凄いんだけど!!」
『いや、ただ勉強教えてただけだよ』
rin「いや羨ましい〜!!」
私も小柳くんと話したい!!、とレイナは言う。前に聞いた話だと、レイナの最推しは小柳くんと言う人らしい。一匹狼で孤高なところが素敵!!と、この間長時間私に語っていた。
「やっぱりめちゃつえーの人達やばいっ!!」
「あんな顔が強い上に成績までいいなんて!」
「えっ?!今目が合った!!」
順位が書いてある紙に近づくと盛り上がっている人達の声が多く聞こえる。話題の中心はやはりめちゃつえーの人達だった。
rin「あ、A!ここからなら見えるよ!」
腕を引かれて人の隙間から順位表を見る。上位8位はめちゃつえーの人達だった。内申、テスト、適性の点がどれも高い。上から下に視線を下げながら自分の名前を探す。
『…………え、』
その順位を見た瞬間、周りの音は消え自分の息と心臓の音しか聞こえなくなった。
_____50位 AA
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作者名:Rin_0928 | 作成日時:2025年8月4日 8時


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