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時刻は22:00。もうそろそろ夜も更けてこようかというころだ、夕御飯は先に戴いたし、後はもうねるだけである。そしてなぜか知らないけれど部屋には敷布団がきちんと敷かれていた
「真面目な話させてもらうな」
トントンさんが話を切り出す
ひとつめ、組長であるお祖父様は色々なところで恨みを買っていること、ふたつめ、この組は勢力を持っているため他の組に狙われることがあること、みっつめ、私が組を継ぐ事をよしとは思わない人に狙われるということ。
これらを総合して、命が狙われると言うことに繋がる。
ぽかんと口を開くしかない。だって急にそんな命を狙われるったって、平々凡々に生きてきた私にとっては、日常生活で遠いところにしかないものだし。
「勿論、ちゃんと俺らがお嬢さんを守るし、心配してもらわんでも...！」
「せやかてとんちい、怖いやろ絶対、この子にとっては、だって今まで絶対生き死に遠い所におったで」
「おまえは混ぜっ返すな！どっちにしろお嬢さんにこの組をついでもらうしかないねんから...!」
ヒートアップして二人の口論が始まりそうな頃、先程私がお風呂で決めたことを言おうと思った、そうだ、ちょうどいい、この時間に言ってしまえば。
「あの、」
「そもそも鬱先生はすぐ...」
「だからそれはとんちがさあ」
「あのう...!」
「何がやねんすぐどっかふらふら行きよってからに」
「それとこれとはちゃうやん」
全くもって聞いてもらえないことに苛ついてないと言えば嘘になってしまうので、思わず声を荒げてしまう
「聞けや！！！！！」
「おん？」
「おっ？」
二人がこちらを向いたので、息を吸って私の気持ちを伝える
「私は、組を、継がせてもらいます」
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white - 面白いです！私も文才欲しい・・・(T0T) (2020年1月5日 14時) (
レス) id: 76d73b59f0 (このIDを非表示/違反報告)
どこまでもドア(プロフ) - いやん、おもちろい…………！ (2020年1月4日 22時) (レス) id: 8785b7590e (このIDを非表示/違反報告)
にょん(プロフ) - しよりんさん» ひゃ〜！お恥ずかしい...!ご指摘いただき有難う御座います〜！直させていただきますね！ (2019年12月26日 0時) (レス) id: 4cc56d5669 (このIDを非表示/違反報告)
にょん(プロフ) - ハルさん» ハル様、嬉しいお言葉有り難く頂戴致します。素敵なご感想を頂きまして誠に嬉しく思います、只今少しばかり忙しく、更新ができていない状態なのですが、そのお言葉を励みに頑張りたいと思います、本当に有難う御座います(><) (2019年12月26日 0時) (レス) id: 4cc56d5669 (このIDを非表示/違反報告)
しよりん(プロフ) - 男のふりをするの漢字が違います。降りではなく振りです。 (2019年12月24日 12時) (レス) id: db32c84ab5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にょん | 作成日時：2019年11月17日 2時
