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初恋*中編 ページ8

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Aそんな驚く?
そりゃあ、まあ
Aまじか
多分だけど、好きなんじゃない
Aほう。
考えてみ?
Aわかった、ちょっと考えてみるー
ん、結果報告よろ。
Aあーい。あ、この事一応秘密な
わかってるって


私が…好きかー…そうかあ…


よくわかんない!!



時は過ぎて、


気が付くと秋で、その頃には私はもう重症で。


何かなんとなく、晴樹を見てしまう。


それと、格好良くて、何かやばい。


晴樹が、私に気がない事なんてわかりきってるのに、


どうしても目で追ってしまう。


たまに目が合って、恥ずかしくて、逸らしちゃう。


でも晴樹は何も言わないで居てくれて、


今でも毎日の様にLINEしてたりする。


で、急にこんな事を聞かれた


晴樹あのさ
Aん?
晴樹お前好きな人居る?
Aはい???
晴樹居るんだ
A教えない
晴樹居るんだー!
A言わないもんねー


加奈が


「晴樹が人の恋愛事情興味無いって言ってた」


って言ってたから、聞かれてびっくりした。


しかもあの晴樹が。


なんかキャラじゃない。



冬になって雪が降って寒い。


とにかく寒い。


用事があって居残りしてたから


すっかり遅くなって、辺りも暗い。


玄関に行くと見慣れた後ろ姿が見えた。


いつも見てるからすぐわかる。


晴樹が居た。


「あれー、晴樹じゃん。居残りしてたの?」


「ん、ちょっとな。」


「そっか。」


「ほら、帰るぞ。」


嬉しくて、少し頰が熱くなるのがわかった。


まあ、暗くて晴樹には見えないと思う。


「うん!」


「学校で話すの、久しぶりだな」


「だよね。LINEで話してるけど、何か久しぶり。」


その後は、まあ、普通に話して帰った。



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設定タグ:恋愛 , 短編集 , 妄想   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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まお - え、すきすき!! (2018年5月20日 15時) (レス) id: ce8cda22cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年11月6日 22時

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