天使のような君 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:23 hit、合計:108,703 hit

３ページ3

どうしよう、私、全然違う入り口から入ってしまったのかな

人がいない、、、、、

なんて思ってたんだけど、

急にざわざわと声がしてきて、遠くから人影が見えた

咄嗟の判断で、人に見つからないように、すぐ隣にあったドアを開けてその部屋に入った

真っ暗でよく見えないけど、何も物が無い会議室のような部屋だ

廊下から聞こえてくる足音

、、、、、やばい、、、

スタッフさんかな、、？

見つかってブラックリストに入って、コンサート一生行けなくなったらどうしよう

もうマークに会えないなんて無理だ

近づいてくる人たちの声に耳を澄ますと、、、

、、、、え？

思わず声が出そうになった

この笑い声、絶対、、、

ジェヒョン、、、、、だよね、、、？？

特徴的なその笑い声、間違えるわけない

ほら、この前ジョンウがモノマネしてたやつ。

なんて考えていると次はジョンウの声が聞こえてきた、

やばいって、、

ここ、、もしかして控室の近く？

この部屋には誰も入ってきてないけど、

足音を聞く限り、、、

どうやら隣の部屋が控室みたいだ

やばい、、どうしよう

冷や汗が止まらない

舞台裏にまで着いてきているサセンと思われる

カバンの中にはグッズが詰まってるし、

見つかったら言い逃れができない

人の気配が消えるまで、

ここにいるしかない、、、

ここに入ってからそんなに時間経ってないはずなのに

私にとっては、すごく長く感じた

段々と隣の部屋の物音が少なくなってきた

わぁ、、ドヨンの笑い声聞こえる

やばいよ、本当に。

こんなに近くでマイクを通さない彼らの声を聞こえるなんて。

本当なギャーギャー騒ぐんだけど、そんな気分じゃないから

心はどんどん落ち込んでいくばかりだ