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シャワーを浴び、部屋に戻る。
彼女がソファーで横になっていた。
深澤「Aさん？」
遠くから声をかけるも、返事がない。
ゆっくり近づくと、彼女は寝息を立てていた。
深澤「…寝てる」
そっと彼女に毛布を掛けた。
ソファーの下に腰を下ろし、彼女の寝顔を見る。
少女みたいな寝顔で、かわいい。
桜色の頬に指で静かに触れる。
そして、やさしく頭を撫でた。
『ん…』
俺はハッとして、手を止める。
何してんだ俺は。
ベランダに出る。
もう雨は止んでいた。
深澤「さみぃ…」
独り言を呟きながら、タバコに火をつける。
吐いた煙が夜空に消えていく。
それを見つめながら、過去を思い出す。
忘れかけていたはずが、また蘇ってしまった。
しばらく夜空を見ていると、ベランダの窓が開いた。
『深澤、さん…？』
眠い目をこすりながら、毛布を肩にかけた彼女が立っていた。
深澤「起きた？」
『ごめんなさい、寝ちゃいました…』
深澤「いいよ、寒いから中に居な」
毛布をしっかりと彼女にくるませ、部屋の中に入れた。
『外、晴れてましたか？』
深澤「うん。晴れてたよ」
『よかったぁ(笑)』
寝起きで少しぽやぽやとしている彼女を見て、また感情が動きそうになる。
ダメだ。これ以上は…
彼女を好きになってはいけない。
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ゆめ - 完結おめでとうございます。お疲れ様でした。毎日更新されるのを楽しみにしていました！やっと付き合うこてができたので2人のその後が気になります！ (2021年12月26日 13時) (
レス) @page34 id: ce02170ebe (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 毎日の更新が楽しみでした！完結おめでとうございます！寂しいですがとても素敵な作品でした！！！ (2021年12月26日 13時) (レス) @page34 id: ac9ad54f15 (このIDを非表示/違反報告)
おこり(プロフ) - 完結お疲れ様でした！素敵なお話を読ませて頂きました。ありがとうございました☺ (2021年12月26日 12時) (レス) @page34 id: b4f52a5ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayane
| 作成日時：2021年11月25日 7時
