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伍拾玖 ページ22



『ぇ……?』

頭が追いつかず、混乱していると突然私を抱っこし、後ろへと数歩下がる。

…その時に前を見た瞬間、目を見開く。

「___ほほう、今ので死ななかったのか。」

目の前には、兄さんが言っていた鬼の頂点…鬼舞辻無惨がいた。

兄「鬼舞辻無惨…何故お前がここに居る?」

私をゆっくり自分の後ろにおろしながら喋る。

いつもより静かな兄さんの声は低く、今にでも噛みつきそうな殺気を放っていた。

鬼「そう怒るな。…私はお前に用はない。用があるのは…___お前だ。」

そういいながら私のほうを指差す鬼舞辻。

兄「Aに用があるだと…?」

鬼「嗚呼、そうだ。…ふむ、Aと言うのか。」

さっきから何を言っているんだ?私に用がある??なんの話なの??

なんて思っていると鬼舞辻はまた喋りだす。

鬼「…狐柱。今ここでAを渡せば命だけは助けてやろう。」

その言葉に兄はピクッと体が動く。

鬼「さぁ…Aを此方に渡せ。」

ギロッと睨みながら速くしろと訴えてくる鬼舞辻に兄さんは強く言った。

兄「さっきから聞いていれば…Aを渡せば命は助けてやる??なに馬鹿なことを言ってるんだ?こいつは俺の妹だ!命にかえてでも渡さない!!!」

渡せば、済む話。渡せば助かる命。

…なのに渡さない。

兄の叫んだその言葉が心をぎゅっと締め付けられた。

私は本当に兄さんに愛されているんだと。

それが何よりも嬉しかった。

そんなぼーっとしている私とはうらばらに、兄さんは刀を構えていた。

兄「さあかかってこい鬼舞辻無惨!!此処で俺がお前を滅する!!!」

兄さんのその叫びと同時に戦いは始まった。



.

〜大正コソコソ噂話〜

『その時場所は森の中だったから逃げることもできなかったんだ。

泊まらせてもらっている藤の家も森の中だったしね…』

陸拾→←伍拾捌



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作者名:アウトドア派無気力ろい x他2人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年10月17日 21時

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