「全てを治す」「オーバーヒール」2 (ページ8)

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OVER ページ8

今年から受験生か…。
AO入試受けるか普通に一般入試受けるか迷ってます…。
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「この膨大な力……」
「あれって…いや、まさか…」

戸惑うオールマイトとオールフォーワン。

「ワンフォーオール・オールフォーワン。対立な言葉だと思われがちな言葉。1人は、みんなの為に、皆は、1人のために。貴方達は、とても強い個性。なに、どうして敵対してしまうのかしら？分からないわ。」

危険人物。
そう周りを思わせるぐらいの発言と雰囲気を漂わせる。

「(五年前のあの時。あの死闘は、本当に感銘を受けた。)」

あぁ、でも、それももう終わりか。
私の周りでは、戦ってる人ばっかり。
知れずに、乾いた笑いが声に出ていた。

「もうすぐ、お迎えが来るね。爆豪くん。」
「……」

彼は依然として、黙り込んでいた。
これで、人に助けられるのは2度目。
彼の自尊心もそろそろ崩れ去るだろう。

「来い！」

爆豪くんは、個性を使って宙にいる切島くんに目掛けて、飛んだ。
切島くんは、彼の手を掴んだ。

「バカかよ。」

ちらりと、赤と白の左右対称な髪が見えた。
轟くん。
あれを追い掛けて、此処から去るのもいいかもしれない。
いやでも、最期まで見ていたい。そういう気持ちが、勝った。