マリンフォードへ ページ30
麦わらの登場に海賊達が勢いづき、戦いは激しさを増す
そして戦争が続く中、麦わらが世界最悪の犯罪者ドラゴンの息子であることも元帥センゴクの口から明らかにされた
「麦わらが革命家ドラゴンの息子...」
ﾛｰ「面白くなってきたな。」
次々と明かされる衝撃的な事実に皆がモニターに釘付けとなる
そして更なる衝撃が走る
ｼｬﾁ「し、白ひげが...刺された！？」
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ「あれは...白ひげ傘下の海賊スクアードじゃねぇか！」
白ひげが自分の仲間に刺されるという予想外の展開だった
ｽｸｱｰﾄﾞ《よく聞けお前ら！俺達は白ひげと海軍の作った罠に掛けられたんだよ！...っひと言言ってくれればよかっただろ！エースはロジャーの息子で！あんたはエースを時期海賊王にしたいと思っていると！！》
ｼｬﾁ「白ひげが火拳のエースを海賊王に？」
「そんなはず、」
━━ ━
ｴｰｽ「なぁ、お前うちの海賊団に入らねぇか？」
「え？」
ｴｰｽ「俺はお前が気に入った。オヤジに一度会ってもらいてぇ。仲間になってくれよ！」
「...」
ｴｰｽ「んがっ！」
顔を覗き込んできたエースの顔をAは掌で押し返す
「だから近い。」
本当に馴れ馴れしい男だと思った
「悪いけど、私が従うのはトラファルガー・ローだけ。」
ｴｰｽ「...トラファルガーってどんな男なんだ？」
「うーん、一言では言えないくらい良い男？かな？」
ｴｰｽ「...そっかー、そいつは残念だなぁ。」
Aの反応に少し不貞腐れた様子のエース
「ねぇ、白ひげはどんな男なの？」
今度はAが質問する
エースが心酔している白ひげが実際はどんな人物なのか純粋に気になったのだ
ｴｰｽ「白ひげはな、俺の知る中で最高の海賊さ。俺はあの男を海賊王にならさせてやりてぇ。」
━━ ━
あの時エースに嘘は感じられなかった
「絶対にありえない。エースは自分が海賊王になることなんて望んでいなかった。」
ｽｸｱｰﾄﾞ《既にセンゴクとは話がついてんだろ！お前は俺達傘下の海賊43人の船長の首と引き換えにエースの命を買ったんだ！海軍の標的になっているのは現に俺達だ！！》
ﾛｰ「あの男、海軍に踊らされたな。」
すると突然映像が途絶える
「おい！マリンフォードを映せ！」
「早く見せろ！」
「世界はどーなるんだ！」
民衆が騒ぎ立てる中、ローはモニターに背を向けて歩み出す
ﾛｰ「こんな茶番劇見るだけ無駄だ。行くぞ。」
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作者名：ゆんゆ | 作成日時：2016年10月3日 20時
