memory13〜メカクシ団の活動〜 ページ17
むさ苦しい暑さが続く、夏真っ盛りの今日８月１５日。
アタシの誕生日でもある今日は、ある意味特別な日になりそうだ。
目の前にあるドアを開け、アタシは気の抜けた挨拶をする。
A「ちぃーす」
基山「あ、Aちゃんやっと来た〜」
南雲「遅いぞ！もしかして寝坊か〜？」
A「ば〜か、寝坊じゃねえよ。ほらこれ差し入れ」
亜風炉「うわッそれ……今大人気のケーキじゃん！よく買えたね！」
アフロディが目を輝かせているのは、アタシが手に持つケーキの箱だ。
実はこのケーキ今人気がヤバすぎて、発売して三十分もしない内に売れちまう。
でもな…アタシは今日この為に予約しといたんだ。
別に自分の誕生日の為に買った訳じゃないんだからな！？
メカクシ団の為だぞ！？勘違いすんなよ！？
A「ほら、折角だし今食うぞ」
風丸「だったら、俺紅茶淹れて来る！」
涼野「たまにはこういうのも悪くないな」
鬼道「そうだな」
メカクシ団の奴らの顔が明るくなる。
…やっぱりアタシはこういうのに弱いんだ、たく。
風丸が淹れた紅茶を飲みながら、甘いケーキを皆で食べ始めた。
流石大人気ケーキ、その辺のものとは全然違う甘さだ。
基山「それじゃ今日の活動について話そうか」
右手にカップを持ちながら、ヒロトが言う。
不動「活動っていうケド……肝心な依頼は入ったのか？」
涼野「いや、全くといって入ってないぞ？」
神童「では何をするんですか？」
メカクシ団の主な活動内容は次の二つ。
一つは、目の能力者を保護する事。
そしてもう一つが、依頼者の依頼をこなす事。
メカクシ団はその目の力を使って、何でも屋みたいな事をしているらしい。
だが、最近は涼野の言う通り依頼が全く入らず、暇してるんだそう。
基山「そこでなんだけど……今日は能力のコントロールの特訓をしようと思うんだ。丁度新しい団員、No10が入ってくれたんだしさ」
No10…それはアタシの事だ。
数日前、強制的に入らされた時に基山から与えられたナンバーだ。
その時にメカクシ団の制服的なパーカーも与えられたんだ。
コスモ「ちょっと〜？ボクの事お忘れじゃないですか〜？」
基山「そうそう、No11もね」
ちなみにあの時、何故だかコスモもメカクシ団に入ったのだ。
目の能力などコイツにはないのだが、ノリで入る事になったんだ。
基山「それじゃあ外に行こうか」
ケーキを食べ終えたアタシたちは、外の世界へと出かけていった。
memory14〜目の能力の特訓〜→←memory12〜Let,sメカクシ団へ入団☆（強制）〜
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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＊彩葉＊(プロフ) - 新アカウントでの夏色デイズです！！ (2021年8月21日 17時) (
レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - uranai.nosv.org/u.php/novel/mirai23791/ (2021年8月21日 17時) (レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - 諸事情ありましたが何とか復活しました！夏色デイズも別アカウントにはなりますが、改めて再開しようと思います！再開が始まったらお知らせします！ (2021年8月21日 15時) (レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
虹月彩葉(プロフ) - スズヒさん» 毎日見て下さってありがとうございます！これからも更新を頑張ります！ (2020年10月16日 23時) (レス) id: 69f63be817 (このIDを非表示/違反報告)
スズヒ - ほぼ毎日楽しみに見ています これからも頑張ってください！ (2020年10月16日 20時) (レス) id: 266b669be4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹月彩葉 | 作成日時：2020年9月19日 19時
