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story54 ページ16

豪炎寺side

こちらに援軍が来たとはいえ、俺たちの不利な状況は一切変わっていない。

相手は同盟を組んだ亜種二人…しかも先程の涼野の言動からして、この二人よく一緒に戦闘してきたんだろう。

恐らく…コンビネーションは俺たちの倍だろうな。

何て考えていると、右方向から涼野が攻撃を繰り出してきた。

涼野「氷柱針……!」

それは前繰り出してきた氷柱針の比にならない程、太く鋭い刃物になっていた。

やはり完全に…俺たちを潰しに来てる!

迫りくる氷柱針を避けるべく、俺たちは反対方向へと飛びのく。

南雲「業火滅却!」

すると今度は飛びのいた方向から、地獄の業火を思わせる炎が襲い掛かってきた。

綱海「へッ!させるかよ!神・ツナミブースト!」

ナイスともいえるそのタイミングで、綱海が異能を発動させて炎から俺たちを守ってくれる。

しかし…それも破られてしまった。

南雲「さっきは相性の都合でやられちまったが……今度は負けねえよ!」

先程の数十倍の威力となった炎がツナミブーストを飲み込み、その高熱で水を蒸発させた。

綱海「おいおいマジか!?」

破られた所から巨大な炎の渦が流れ込んでくる。…マズイ避けられない!?

亜風炉「ッ!時間停止!」

その瞬間、時空が歪んで…気づくと炎から遠く離れた場所に立っていた。

恐らくは…アフロディが危険を察知して、自身の異能で助けてくれたんだろう。

南雲「何だァ?今グラァってなったぞ!?」

涼野「金色の髪を持つ死神の異能は時を止めるようだからな」

南雲「マジかよ!?そりゃ面白れぇ!」

涼野「そうだな……!こういう奴ら程潰し甲斐があるからな……!」

クソッ…!アイツらこの状況を楽しんでやがる!

こっちはかなり苦戦しているというのに…!

南雲「どんどん行くぜ!太陽灼熱地獄!」

涼野「ククク……極・絶対零度!」

今度は右方向から熱気を纏った竜巻が、左方向から冷気を纏った竜巻が地面をえぐりながら迫ってきた。

鬼道「クッ……!炎の方を綱海・立向居・アツヤ、氷の方を俺・豪炎寺・アフロディで防ぐぞ!」

全員「おう!/うん!/はい!」

鬼道の指示通り、俺たちは二手に分かれて迫る強力な風を防ぐ。

炎には綱海の水流中心に、立向居とアツヤが後ろからサポートという形。

氷には俺の火中心に、鬼道とアフロディが後ろからサポートという形。

そして…それでギリギリの所で技を防ぐ事に成功した。

だが強大な敵を前に絶望しか残っていなかった。

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作品ジャンル:ファンタジー
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虹月彩葉(プロフ) - 千さん» カッコいいと言って下さりありがとうございます! (2020年10月12日 22時) (レス) id: 69f63be817 (このIDを非表示/違反報告)
- バトルシーンカッコいい…! (2020年10月12日 0時) (レス) id: dac037c662 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虹月彩葉 | 作成日時:2020年9月18日 22時

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