シニガミ様の仰せのままに。

story33 ページ40

彼ら…もしかして稲妻の先輩たちだろうか。

もしかして僕を助けに来てくれたのかな？

基山「緊急事態、各自戦闘準備！リュウジは一階、治は二階、晴矢は三階、風介は四階で敵を迎え打て！」

緑川「了解だよ、リーダー！！」

砂木沼「紅桜を任せたぞ！」

南雲「おうよ！ちょっくらやってくっか！！」

涼野「……ああ、寝てたかったのに。緊急事態なら仕方ないな」

基山さんが瞬時に命令を出すと、彼らは自分が担当する階へと向かっていった。

…いよいよ始まってしまうのだ。

僕をめぐっての…稲妻対エイリアの大混戦が幕を開ける。



in 一階 半田side

俺たちはエイリアの門を突破し、エイリアの一階に侵入していた。

幽「Aっちー！どこにいるのー！」

幽がキョロキョロしながら、Aを探している。

そう、これはA奪還計画。

いつもは異能を使わない俺たちが、Aの為に異能を使って悪しきエイリアから奪還する。

例え、この身が傷つこうとも！絶対Aを救出する！

緑川「現れたな、稲妻の死神たち！」

声のした方を見上げれば、緑のポニテの青年が空中を浮遊していた。

恐らく情報からして…妖の死神、緑川リュウジ。

鬼道「皆！作戦通りに戦闘をするんだ！」

ここに来る前、シェルミエル様と皆で作戦会議を行っていた。

エイリアの上級死神5人、そいつら一人に対して俺らは三人で相手する。

そうする訳は、俺らが通常非戦闘員だからだ。

そして、この緑川リュウジと対するは…俺、染岡、マックスなのだ。

鬼道「この場は任せたぞ！」

俺らにそう言い残し、鬼道たちは上の階に上がっていく。

さーて！任されたんだから、とことんやってやんなきゃな！

緑川「成程……俺ら一人に対して稲妻は三人で対峙するっていう戦法か。確かに南雲の言う通り、数的不利だ……でも！俺をなめるなよ！」

染岡「へッ！上等だ！俺らの稲妻魂、お前らに見せてやるぜ！」

マックス「それにうちの可愛い新人をさらってるんだから、容赦はなしだよ！」

半田「行くぞ！染岡、マックス！」

自分たちの鎌を強く握り直し、俺らは緑川に立ち向かっていく。

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どうもこんにちは！作者、虹月彩葉です！

皆さん、この度は７００hit越えありがとうございます！

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テストが近いので更新が遅くなります！ホントごめんなさい！

終わり次第書きます！

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