story29 ページ36
幽side
何で！？誰なのアイツ！？
怪物になった舞っちを倒したかと思えば…今度はAっちをさらっていこうとしてる！
ユウは倒れこんでいた地面から力を振り絞って起き上がると、すぐさま空を悠々と飛んでいる竜を追いかけた。
幽「待てーーー！Aっちを返せーーーッ！！」
怒りからだろうか。ユウはいつもみたいな明るい感じではなく、低い声で唸るように叫んだ。
A「幽ッ！！助けて！」
白髪の青年に抱きかかえられたAっちは、今にも泣きそうな顔をしている。
そんな顔見たくない！ユウが好きなのはAっちの笑顔だから！
ユウ自体もうボロボロだった。Aっちに守られていたとはいえ、完全に避けられた訳じゃないから、体中の傷が痛む。
今まで感じた事のない強い痛み。でもこんなの今はお構いなしだ。
ユウは今までの特訓の成果である『俊足浮遊』とかいうやつを使い、一気に加速して竜に近づく。
―――後少しでAっちに届く！！
…と思っていたのに。
竜が突然体をひねり、その美しく輝く尾を思いきり幽にぶつけてきたのだ。
幽「うぐッ！？」
A「幽ーーーーーッ！！」
ユウは追加のダメージが入ってきた事により、情けなく先程いた地面へと叩きつけられる。
頭を強く打ったせいか、途端に視界がぼやけた。
涙に濡れたAっちの顔、無情にも飛び去って行く竜…全てがユウから遠ざかっていく。
―――――お願いだから、ユウからAっちを奪わないで―――――
ユウの願いは虚しく神様とやらに届く事は無くて。
そのまま意識を失うばかりだった。
幽「……う〜ん……？」
シェルミ「幽ちゃん！目が覚めたかい？」
目を開けると、真っ先にシェルミっちの顔が目に入ってきた。
シェルミっちがいる…という事は、ここは稲妻なのだろう。
ユウは気づかぬ間に稲妻に帰ってきてしまったのか！？←
いや、多分誰かが見つけて連れてきてくれたんだろう。
シェルミ「君たちの帰りがあまりにも遅いから……心配になっちゃてね、今日は休みだった照美くんに探しに行ってもらったんだ。そしたらAちゃんはいなくて、幽ちゃんはボロボロで……一体何があったの？」
シェルミっちが心配そうな顔をしてる。
ユウは辛い気持ちを抑えて、こうなった経緯を説明した。
シェルミ「成程、そういう事か」
幽「うん」
シェルミ「なら仕方ないね……これはもう乗り込もうか」
そう言うシェルミっちは超怖かった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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革ベルト
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あずきいろ
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西 - この方角に福があるはずです
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＊彩葉＊(プロフ) - 何とか彩葉復活しました！シニガミ様の仰せのままに。も別アカウントにて再開します！！再開次第お知らせします！！ (2021年8月21日 15時) (
レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - くぅっそ！！ハマるぅ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！良い夢小説ですね！！！！！！！！！！ (2021年3月28日 16時) (レス) id: 121cb76d29 (このIDを非表示/違反報告)
虹月彩葉(プロフ) - イナイレ好きさん» リクエスト了解しました！佐久間とガゼルは、この作品の続編にて活躍しますので、更新を待ってて下さい！ (2020年9月27日 16時) (レス) id: 69f63be817 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ好き - キャラのリクで佐久間（鬼道の親友設定で）とガゼルお願いします (2020年9月27日 14時) (レス) id: 573d988362 (このIDを非表示/違反報告)
氷雷ヒミツ(プロフ) - 虹月彩葉さん» ドクロの髪飾りバージョンできました！イラスト集の同じページに載せてありますよ！ (2020年9月6日 20時) (レス) id: ad66140e75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹月彩葉 | 作成日時：2020年8月30日 21時
