[ONE PIECE] 彼らを魅了し続けるあの子はメイド長 (ページ33)

今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:222,054 hit

給仕日記３２ページ33

｢てなわけで俺たちも結婚しました｣

『すいません…メイドなのに』

｢それはめでたい!メイドなど関係ない、イチジと結婚してくれてとても嬉しいぞ｣

｢そうよA!サンジの結婚式が終わったら盛大にお祝いしましょ!｣

｢嘘だと言ってくれ…｣

｢私のA…｣

イチジと2人でサンジ様以外の方々に挨拶をすると祝福されレイジュ様には抱きつかれニジ様とヨンジ様はこの世の終わりのような顔をしている。

サンジ様にはあとで私個人で行こうと思い今は他の兄弟に祝ってもらうことにした。

｢A、イチジを頼むぞ｣

『ご期待に添えるよう頑張ります』

｢孫の顔も期待しているぞ!｣

『気が早いですよ、ジャッジ様』

｢ジャッジではなくもう義父さんと呼びなさい｣

イチジがギャーギャー騒いでる弟達をドヤ顔でたしなめつつ、ジャッジ様に私はイチジを託される。
そしてジャッジ様ではなく義父さんと呼ぶよう言われるとなんだか恥ずかしくなり吃ってしまう。

｢なんだ恥ずかしいのか!｣

『呼びなれてないものですから…えっと義父さん?』

｢うむ!それでいいんだ｣

｢Aとちゃんと家族になれるの嬉しいわ｣

『改めてよろしくお願いします義父さんレイジュ様』

私が改めて挨拶すると義父さんには豪快に頭を撫でられ、レイジュ様にはもう家族なんだから様なんていらないし敬語もいらない! と言われ直すことにした。

ニジ様もヨンジ様も笑いながら幸せになれよと言ってもらい私は暖かい心に支配された。

しかし明日はサンジ様の結婚式…

全力でお守りしよう。

｢A絶対幸せにする｣

『…はい』