[ONE PIECE] 彼らを魅了し続けるあの子はメイド長 (ページ21)

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給仕日記２０ページ21

－－イチジside

ドアが開きAが帰ってきたと思えば腹部から血を流し最後に口から血を吐き気を失った。

すぐさまドクターを呼び迅速に手当をしてもらったおかげですぐに出血は止まったが顔は血の気が通ってなく少し冷たかった。

｢…A｣

｢イチジ、少し席を外すわ。サンジに話があると言われたから｣

｢分かった｣

｢任せたわよ｣

レイジュはサンジに呼ばれたと部屋から出て行ってしまい部屋には俺とAのみ。

後悔の波が俺を襲う。

すっかり忘れていたがAは改造されていない
普通の " 人間 "

傷なんて俺たちは早くて翌日には治るがAのこの傷が治るのはいつになるのか…思ったよりも傷は深く彼女の痛みを考えると胸が苦しくなる。

｢すまない｣

｢守ってやれなくすまなかった｣

一緒について行ってやれば良かったと何度思ったか。言葉になるのは謝罪の言葉のみ。
手を握り頬を優しく撫でる。

｢A…｣

『……今、このまま目を開けなかったらとか、考えた?』

｢！…あぁっ、怖くなった｣

『ごめん、ドジ踏んだ』

胸の中で思ってた不安を急に当てられドキッとすれば目を開けて微笑んでいるAの姿。
安堵し優しくキスを落とせば、なにやらすぐに焦るAの表情。

『イチジ大変なの…!』

｢ゆっくり話せ、傷が開く｣

Aを落ち着かせゆっくり話させる。
その言葉に俺は目の前が真っ暗になる感覚に陥った。

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新作です
気分転換で作りたくなり気分で消すかもしれないです…が読んでくれたら嬉しいです(´＞ω∂`)

[ONE PIECE] 不死鳥が惚れ込んだあの子は海軍大将補佐