episode55 ページ8
真「それでは大体暴き終わったようなので
次いってみましょ〜〜〜〜」
第二回シャッフルタイム!!
ザワっ
また皆のスマホが入れ替わった。
ミズキ「……」
ミズキ君の様子が可笑しい
『ミズキ君?どうしたの?』
ぎゅ…
ミズキ「えへへ〜やったあ…」
真「おいコラ!そこ!!」
ミズキ「信じて願えば必ず望みは叶う!!…な〜んて言う人いるよねぇ」
ユウマ「……あ…!!」
ミズキ「信じちゃいそおだよボク…ねぇ?ユウマ君…さあ覗き合おうか」
その頃…
『ま…また自分のスマホだし…』
ちゃんとシャッフル出来てるのかなぁ…
____
真「さあ大炎上祭2回目のシャッフルタイム開始5分で早くも大盛り上がり〜〜〜!!
しかしやはり注目は向井→←蔵科の晒し合いか〜〜〜〜〜!?」
私はやる事がないので2人の様子を傍観する事にした。
あやめ「ちょ…ちょっと待って向井…それ__
トップ画面のまま…!?スマホの中身…全然探ってないじゃん!?」
ユウマ「やっぱ出来ねぇ…!!他人のスマホを覗いて晒す…そんな事…!!」
皆は驚いた様にユウマを何とか説得しようとする
しかしその隙に…
ミズキ「終わったよ」
ユウマ「え…」
ミズキ「見終わったぜんぶ
…不思議だよねぇこぉんな手の平サイズのキカイの中に…ユウマ君がぜ〜〜〜んぶ詰まってた…
ユウマ君…ボクねぇ わかっちゃった…
燃料投下」
日記
一番最初に見たのは白い天井とおばちゃん…Aの顔だった。
『!(私は過去にユウマ君と面識があった…?)』
ミズキ「ユウマ君はメモ機能で日記をつけてた…いや…日記というより回想録…かなあ?
順を追って見に行こう ユウマ君の人生の追体験だ…」
児童養護施設の一室
オレが持っていたのはなぜか傷だらけの体とユウマって名前…
他には何もなかった それより前の記憶さえも。
Aはオレが無事だとわかると母親に連れて行かれていた。
正直、とても寂しい
キリカ「(Aって…!)」
あやめ「…向井あんた__(Aって誰だろう…)
記憶喪失……!?」
ミズキ「大事なのはここからだよ…?燃料投下」
オレは親に捨てられたらしい。
まー別に悲しくはなかった…何せ顔も思い出せないんだからな
でもどうしてあの子は…Aの事は覚えていたんだろうか
それに施設ではナナコとも出会えた。
同じ境遇のナナコとはすぐに打ち解けた…
大切なトモダチ…そう思った
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作者名:OGー© | 作成日時:2018年4月22日 19時