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episode68 ページ21

ユウマ「クソが 何なんだよコレはよ」


『ミズキ君伏せて!』


ミズキ「わぷ」


車を何回も急走行しているが全く落ちる気配が
ない。


ミズキ「振り落とせない」


ユウマ「またさっきの飛んでくんぞ!!」


メキメキメキ…


DQN「わッふるわっふる」

ジーーーッ


ユウマ「(オレ達狙いかよ)来いよバケモン」


ガッシャアアアア


ユウマが動こうとしたその時、


ズルッ


『…!!(血で滑っ__)』


ドッ!!


ミズキ「あッは♡」


メキメキ…

ブシューー

バキバキ…


『!?』


何とミズキがユウマを庇った。


車が操縦されていない為変な方向へ行く。


3人は車から飛び出た。



『…っと』


ユウマ「……チッ」

ズルズル…


ミズキ「…あれ〜〜?放っとけばいいのにィ ボクの事なんて…」


ユウマ「うるせえ黙ってろ」


車のオイルが漏れ出てそこに火がつく。


バゴオオォォオオ!!


爆発が起きるとどんどん燃えていく



ユウマ「……」


ユウマはハルちゃんの死体を見るとすぐに目を伏せた。


『……』


ドサッ


何とDQNマーブルはまだ生きていた

追いかけてくる。


ユウマ「おいおいおいおい マジで人間じゃねーのか!?」


『…ッミズキ君!掴まって!』


ミズキ君の手を引き、走った。




____





何とか撒いて、草影に隠れる。


ミズキ「__ねぇユウマ君、Aちゃん… このゲームってさあ…現実の人達との鬼ごっこ…じゃなかったけ〜〜〜?」


ユウマ「…クク バァカ もともと理不尽なクソゲーが」

『更に理不尽になって…いわゆるクソゲーがクソゲーになった…っていうとこかな』


空を見ると、上からDQNマーブル達が降ってくる。


ユウマ「上等だよ 絶対生き残ってやる」




____





ユウマ「__ふう…ここなら少しは落ち着けるか…」


『ここなら木が生い茂ってて何より…広いから特定されにくい…』


ミズキ「ユウマ君、Aちゃん…考えたね ここならDQNマーブルにも遭遇しづらい…」


ユウマ「DQNマーブル?」


ミズキ「あのバケモノじみたマーブルの事だよ」


『今ネットではそう呼ばれてる

鬼とDQNマーブルの二段構えの超ハードモード』


ミズキ「どんどんプレイヤーの数は減ってるらしいよ…

__かく言うボクも♪ 何人もの死を間近で見てきたボクだからわかる…これ…病院行かなきゃ出血多量で死んじゃうやつ…」





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作者名:OGー© | 作成日時:2018年4月22日 19時

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