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episode50 ページ3

ユウマ「まずは入力回数を増やし…次の相手を指定…」

網原アルク


あやめ「…!?網原アルク……誰!?」


『(チャット履歴見たんだね…)』


ユウマ「このゲームの会話を最初に始めた人物…文面は誰かからゲームスタートの合図を受け取った様に見せてるけど…嘘だ!

網原アルクのこの会話が…ゲームスタートの合図だったんだ!!」


あやめ「ま…待ってよ何でそんな事…」


ユウマ「アナグラムだよ…網原アルクをローマ字にして並び替えるんだ…!!」


AMIHARAARUKU

RIAAKAMABURU


ユウマ「つまり…網原アルクの正体は…

マーブル!!」


マ「ぎくり」


ユウマ「ずっと参加してたんだ…あいつも…このゲームに!!網原アルクにぶつける最後のスタンプは………」


即レスしろよ!?


ユウマ「やっぱり無駄なんかじゃなかった…オレ達が積み重ねた時間は…!!」


持ち時間0秒


マ「ファあっ!?ぐッ!?」


ユウマ「司会者の私が言った条件以外はクリアにならない…?

だったらこれでゲーム終了だ!!

(きっとあの子はこの事を……ゼツボー野郎の隣に居るのが気に食わねーけど…)」


「や…やった!!」

「マーブルを倒した!!」

「…って事はこれでもう…全クリに……!?」


ブオオオオ


小型ミサイルがマーブル目掛けて飛んできた。


ドオオォオオオッ


真「…フフフ 今回の司会者マーブルを見事倒したようですね…だがヤツはマーブルの中でも最弱

マーブルは永久に不滅です!!…さて…今回の既読スルー撲滅運動ですが…

おめでとうございます 司会者不在により既読スルー撲滅運動これにて終〜〜了〜〜〜!!」


ワアアアアア!!!


真「皆さんお疲れでしょうから次のゲーム開始は24時間後___29日15時とします

それまでゆっくり惰眠をボリボリ貪りまくっだ下さ〜い」


バターン


『ユウマ君倒れたね…でも…やっぱり素晴らしい希望だったなぁ…!私だけでなく皆の希望に…』


でも…これも計算のうちだったんだよなぁ…


希望を求め過ぎて…こんなにも…


『…!(いけない…お母さんの言いつけを守らないと…)』


ミズキ「…はぁ はぁ はぁ…わかった…わかったぞぉ ユウマ君やっぱり君は普通なんかじゃなかった…

キミは特別なんだ…」


『やっと気付いたんだね』


ミズキ「そんなキミの絶望を手に入れたら…きっと通行料がたまるハズ…!!

絶対絶対絶対ぜったいキミを手に入れる…

向井ユウマ……!!」




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作者名:OGー© | 作成日時:2018年4月22日 19時

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