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episode34 ページ36

キリカ「キズついた…キリカめっちゃキズついた…!!(泣)

あ"あ"あ"あ"」


「どおおおい!?何やってんだお前!?キリカちゃんの機嫌取れって言ったのお前だろ!?」


ユウマ「その方法は…間違ってたんだ……!!」


『もう皆もわかったよね…かまってちゃんをかまい続けても鎮静なんてしない…かまってちゃんスパイラルに陥るだけなんだよ

かまってちゃんを鎮静させるには…』


私はあやめちゃんの方を見た。


あやめ「現実を突き付ける!

これが一番よ…!!」


「でも…んな事したらストレスボムが爆発して…」


『そこがこのゲームの卑しいところだよ

あの説明で皆は 爆発≒死 だと思い込んでいた…だけど…

ストレスボムの爆発で死ぬだなんてそんなルールは言ってなかったよね』


皆「!!」


あやめ「つまり鎮静とは…かまってちゃんをかまってあげる事じゃなく…」


ここであやめちゃんが決定的証言を言えば…


あやめ「真逆!!かまってちゃんの感情を揺さぶって爆発させる事………!!」


皆「!?」


周りがザワザワし始めた


あやめ「もう時間が無いわ!!

皆お願い…信じて!!」


「……ッ!」


皆の中に希望の光が宿っていた


「…よし!どの道死ぬんだ…」

「こうなりゃ賭けだ!!皆でキリカちゃんを口撃するぞ!!」

皆「おおっ!!」


そう__この絶望的状況をたった一人の少女…


上條あやめがひっくるめたのだ


『(ふふふ…素晴らしいなぁ…やっぱり希望ある人は周りの人を元気付け希望の為に引っ張っていく力がある…)』


あやめちゃんの方を見ると立ち向かう希望の光で包まれていた


皆の気持ちが一致団結し、キリカちゃんに現実を突き付けた


だがしかし…__


シーーン…


キリカちゃんのストレスボムが突然止まった


キリカ「…以前のぁたしだったら…そんなコト言われたら…すっごくショックで泣いちゃってたと思う…

でも…ミンナがたっくさんあったかいコトバをくれた…たっくさんの勇気もらった…!

だから…ぁたしゎ泣かないモン…くみんなくれた言葉が…ぁたしを強くした…!!!」


皆「なーーーー!?」


キリカ「みんな死んぢゃえ!!(怒)

つけ爪マシンガン!!!」


怒ったキリカちゃんはとても強かった


『ふふ…ふふふ…』


ユウマ「おい!!あんた…逃げ…」







次回へ…

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作者名:OGー© | 作成日時:2018年3月27日 18時

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