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episode2 ページ4

『リアルフォロワー…診断』


真「ルールは至ってシンプル ここにいる10000
人の皆様は何もする必要はありません

やってもらうのはこの中継を見てる皆さんです

今から3分間だけフォロワー登録を解除出来るように致します!!

あ そうそう因みにここにいる皆さんはフォロワーが0になった時点でゲームオーバーですので悪しからず」


真「心から通じ合える人はいますか?あなたに信用はありますか?


それではカウントスタァァアトオオオ!!!」


「へへっ…こんなの…俺は1500人もフォロワーがいるんだぜぇえええ問題な…

ななっなにィ!!どういう事だ!!」


真「因みに時間内でしたら現実の方々と通話・メール出来ますのでご自由に」


『(…どの道あの男は助からないだろうし…マーブルはタチが悪いなぁ…夢見させるなんて)』


グホォ!!


『(……私も他人事じゃないよね…フォロワーといっても私を利用してたいじめっ子しか居ないし…)』


ここで私の出る幕は終わりかな…

不思議と死ぬのは怖くなかった。


フォロワーの数が3…2…1…となっていく…


チャットでは最期まで悪口が書かれていた。


0になる予定だった。


誰かがフォローしてくれた。


『誰…?可笑しいな…表示されてない…』


助かった。いや、助かってしまった。


『死ぬはずだったのに…運が良いのか悪いのか…でも…心做しかガッカリしてるから運が悪かったんだな…』


真「あらららららら恋人からだけでなく家族からも見捨てられる人続出ですねぇ

おかし〜な〜〜〜!?ふへへへへへへへへへ

所詮人間そんなもんなんですよ うわべばかりの付き合い

金目的だったり体目的だったり見栄だったり

人間なんて薄っぺら〜〜いもんですよ」


『(…もうほとんどの人が残ってない…絶望的…)』


真「タイムア〜ップ

さてさて10000人中生き残ったのは4685人です!!

つまり今残ってる人こそが死ぬ思いをしてまでアナタを大切にしてくれてるという事ですねー

良かったですね〜〜〜。」


真「しかし残り半分ですか__逆を言えば5316人の方は誰にも必要とされてないんですよ

アナタ達の普段の行いの結果ですよ これが!!

でもってフォロー外したヤツも泣いてるし自分で殺したクセに

バーカ では最後にフォロワー0で死んじゃった皆様邪魔ですんでさようなら」


ドパッ


『(一瞬で肉片に…もしフォローされなかったら私もこうなっていたのかな…)』






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作者名:OGー© | 作成日時:2018年3月27日 18時

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