episode19 ページ21
アタル、こより、ルリリ「A/さん…!?」
沢田「な…なんだ…コイツ…素顔は可愛い…じゃなくてイカレちまったんじゃねェか!?」
『あは…ははは…別に至って冷静だよ…私はただね…希望が大好きなだけなんだ!希望の為なら命だって惜しまないし!』
沢田「そうかよ…なら希望の為今ここで死ね!!………ってあれ?つぶやきが一つも…ない…」
『あはは そんな希望じみた真似はしないよ
私には相応しくないからね』
一瞬、本当は狂ってるんじゃないかという空気が流れる。
沢田「な、なら次はお前だ!神田こより」
こより「!!」
アタル「なっ…!おいやめろっ!!」
沢田「へへへ…探してやんぜ黒歴史…黒歴史ィ…………なんだコイツ…黒歴史つぶやきが……無いっ…!!
つーかほとんど猫の事しかつぶやいてねぇ…これじゃ黒歴史じゃねぇ…猫歴史だっ!!!
くそっ…これじゃ殺れねぇ他の誰か__…」
アイジ「うわああああっ!!」
皆「!?」
アイジ「ごめんなさいごめんなさい僕はこんなヤツだったんですぅ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
アイジ「こんな事も!こんな事もしてたんですゥーーーーッ!!」
『(勝利を確信してる顔してるけど…この絶望的状況を変える人がいる…それは…)』
アタル「異議ありっ!!」
周りは動揺していた。
「黒歴史つぶやきじゃない…」
「白歴史!?」
アタル「よ…よく見て下さい…この子__星名アイジ君はこんな一面もあるんですよ!」
そこには 捨て猫拾った…可哀想…見捨てられないよ と書かれていた。
『(可哀想…かぁ…)』
アタル「確かに万引きは良くないけどがそれだけがこの子の全てじゃない…!!」
フォロワー減りが止まった。
アタル「…ふぅ…よかっ__」
玄道「いいわけあるか!!せっかく自分から死んでくれたのに」
沢田「どいつもこいつもルール理解できないアホなのか!?3人しか生き残れねぇんだぞ責任取ってテメエが死ね!!」
『うっふふ!希望は素晴らしいよね!いつも予想を覆す!』
沢田「お前は黙ってろ!」
『……』
こより「アタルさん…この子…きっと悪い人じゃないと思います…」
『どうだろう実際…観察するとただスリルを求める為だけにやってる様に私は感じるけど…』
こより「え…」
アイジ「あのッその…お兄さん…僕…僕……!」
アタル「あ…いや…いいよお礼なんて…それより…何とか皆でクリア出来る方法を…」
そう言った次の瞬間_
63人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:OGー© | 作成日時:2018年3月27日 18時