【逆ハー】感謝の言葉も嬉しいけど、ロマネとストラディバリウスの弁償はまだですか？〜第五章〜【名探偵コナン】

171本目のロマネとストラディバリウス ページ3

「とりあえず明日がパーティなので。あまり心配はしてませんが、くれぐれも目立ったことはしないように」


社交辞令で声掛けをしようされようものなら容赦なく絡んで来そうだから、念押しとかないとね()


松田「いやそれ俺らの台詞だからな？」

萩原「そうそう。Aちゃん勿論おめかしするんでしょ？油断しちゃだめ、絶対」

「あのですね、そういう場では社交辞令ってもんがあるんですよ知ってますでしょ？？？」

諸伏「でも……いい気持ちはしない……」

「んあああごめんねヒロくん……大丈夫絶対本気にしないさせない徹底するから……！」


しょぼんぬするヒロが可愛すぎて頷きかけるけど、これも付き合いだ。心を鬼にするんだ……()


松田「俺らのときと全然対応が違わねぇか？オイ」

「はいはい。じゃあまた明日楽しみにしてますからね、今日はとっとと帰ってくださいね(にっこり)」

萩原「そんな〜冷たいよAちゃ〜ん」



二人を押し退け帰らせて、ふうっと一息つく。
ほんとならまだ眠れてたのに！！！(怒)

でも、生きててよかった。ほんと。



諸伏「楽しみだな、明日」

「全然楽しみじゃないですって……」


…？

ちょっとまて



「ヒロ、貴方まさか来る気ですか？？？？？」

諸伏「え、だめかな」


え、


「いや、え、そりゃだって、どこに組織の目が光ってるか、……」

諸伏「……そう、だよな……」


くっそーー私がその顔に弱いこと知っててこの人…！？！？？


「ああああもう良いですよ好きにしてください！！！その代わりバレても知りませんからね！！！！！！」


知らないつってもどうにかするけどさ？？？？？？


私はドスドス音を立てながら持ち場に戻った。

そう言えば今営業中なんだようちの店(憤怒)





〜その頃松田たちは〜


松田「なんだかんだ押しに弱いよなー、あいつ」

萩原「たしかに。見張ってやらないといつ誰に騙されちまうやら…」


半ば追い出される形でAの家を出た二人は、車に乗って次の目的地へと移動していた。

思い出されるのはAの言葉。
何だかんだ自分達を頼りにして……くれてたっけ(？？)


萩原「俺達もあいつに見合うようにめかしこんでこねぇとな、じんぺーちゃん」

松田「ったりめぇだ。諸伏(あいつ)にばっか良いとこ盗られてたまるかってんだ」

萩原「同意するけど、したからにはお前とも恋敵だな」

松田「……ま、俺は負けねぇけどな」

萩原「さあ、どうかな」

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