★ナンパ ページ6
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「どうした!?Aの力はそんなものなのか!?」
それから私はSansが繰り出してくる骨たちを器用に避けていたが、突然体が重力が強くなったかのように重く感じるようになり、ジャンプをするのがキツくなってきた。
多分今私のソウルは青くなっているのであろう。
どうしよう、このままじゃスタミナがきれて負けちゃう。別にSansは私を殺しはしないだろうけど、Errorの支配下となっている今、世界の破壊を優先する可能性もある。
それだけはあってはならない。
だってこの世界を大切に思ってる人は沢山いるから…この次元だけじゃなくて、私がいた次元でも。
何か…何か打開策は?
………ひとつあった。これなら愛の話に持ち込めるかも…?
「へ、ヘイ!そこのイカしたスケルトンくん!私とデートしない??」
そう。ナンパ。
swapSansやUndertaleのPapyrusとの戦闘ではお馴染みのコマンドだ。
…初めてだからなんかズレてる感じがするけどまぁ、しょうがないよね。
「!?な、何言ってるんだA!?
…そ、その感じは俺様をナンパしてるのか!?」
Sansは顔を真っ赤にしている。おぉ、効いてる…!!
「そうだよ、一目惚れだよ!その星のように輝く瞳、風になびくスカーフ、そして甘い声…その全てが大好きなの!」
ひぇぇ〜言っちゃった。まぁ、本当に可愛いと思ってるからいいか。
「みぇ、みぇ〜〜……よし分かった、あとでデートしよう!ば、バトルが終わったらだ!」
Sansは今にも湯気が出そうなほど顔が赤い。
「嫌だ!今がいい!(私のスタミナが持たない!)」
うわ〜今の私いつもの数百倍大胆だなぁ…
「むうぅ…そんなに言われたら俺様もう我慢出来ないからな…!」
Sansは(頬がないけど)頬を膨らませるような顔をして私に近づいてきた。
そして私の手を握る。
Sansの手袋、ふわふわで気持ちいいなぁ…
「俺様とここでデートしよう!A!」
「…うん!ありがと!えへへ…」
繋がった手から、お互いのソウルの鼓動が速まっているのが伝わる。
そして、Sansは私の手を引いてwaterfallのさらに奥へと進んでいった。
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syobon(プロフ) - うわああああぁぁぁぁぁあぁ好きすぎる、、、!!!!めっちゃ好きですありがとうございます!!メア様ぁぁ、、あぁ(( (2022年7月5日 18時) (レス) @page27 id: 39e6e7917a (このIDを非表示/違反報告)
(*^ω^*) - うん、死ぬわ、 (2021年6月7日 16時) (レス) id: 1a06a316db (このIDを非表示/違反報告)
スノー - あーあ、好き、、みんなかわいいです(語彙力0) (2020年10月10日 11時) (レス) id: 8757ae5ab1 (このIDを非表示/違反報告)
さぃだぁ - うわぁぁぁー///メア様推しだから嬉しいです!有難うございました! (2020年9月13日 17時) (レス) id: 8f702b8e3c (このIDを非表示/違反報告)
れい - これで、好きなサンズがメアだけじゃなくなりました!やっぱりundertaleもAUも良いですね! (2020年7月29日 15時) (レス) id: 1655cf841d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろーるけぃき | 作成日時:2017年12月17日 19時