★才能 ページ41
固く閉じていた瞼を開くと、そこは雪景色。
私は、例のSansの腕を掴んでいた。
「…おい、放せよ。」
低い声でそう言われたので、あっごめんなさい！と言って彼から飛びのいた。
「しかしまぁ…大したもんだな。初めてshortcutを使った癖に目的の場所…俺の元いた世界にたどり着くとはな。へっ、面白いやつだぜ。」
「え…そんなにすごい事なの…？私全然何も考えてなくて…。」
きょとんとしている私に、Sansは今まで私が会ってきたSansとは全く違った笑顔――――覇気のある微笑みとでも言おうか、それを浮かべながら話し続けた。
「お前はどうやら、人間でありながらもモンスターの魔法を使う才能に長けているようだ。俺はこんな奴に会ったのは初めてだぜ…」
え、魔法？才能？理解が追いつかない。
「お前、もっと強くなりたくないか？」
「えぇっ！？そんなこと無…」
「FellやInkの足でまといになりたくない…ってさっき思ってたんだろ？俺はいい方法を知ってるんだぜ。」
「いい方法…？」
思っていたことを言い当てられて動揺した私。いい方法と言われて思わず気になってしまった。
「EXPを稼いで、LVを上げればいい。」
「……それって…！」
「なんだ、知ってるのか？」
略語の真の意味を知っていて顔を引きつらせた私を見て、Sansは残念そうにため息をついた。
「なら話は早いな。この世界の奴らはもう全員殺しちまったから…そうだ、次はInkでも殺せばいいんじゃないか？あいつが消えればErrorがAUを破壊するだろうし…俺はこんな誰もいない世界にもう用はないからな。」
「ちょ、ちょっと話を進めないでよ！私はそれに乗るなんて言ってないから！」
Sansにそう言い返した瞬間、首に鋭い骨が向けられた。
「…ひっ…！？」
「勘違いするなよ…？俺は今ここでお前をすぐに殺すことだって出来るんだからな。」
「二度言わせるな。Inkを殺せ。」
LVが上がるとこうも違うのか。
他のSansからは絶対に出せないであろう殺気が、残酷なまでに私に向けられている。
この状況は…どうやって抜け出せばいいの？
★模倣→←☆(リクエスト)ヤンデレなInkとError＆お礼
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syobon(プロフ) - うわああああぁぁぁぁぁあぁ好きすぎる､､､!!!!めっちゃ好きですありがとうございます!!メア様ぁぁ、、あぁ（（ (2022年7月5日 18時) (
レス) @page27 id: 39e6e7917a (このIDを非表示/違反報告)
(*^ω^*) - うん、死ぬわ、 (2021年6月7日 16時) (レス) id: 1a06a316db (このIDを非表示/違反報告)
スノー - あーあ、好き、、みんなかわいいです(語彙力0) (2020年10月10日 11時) (レス) id: 8757ae5ab1 (このIDを非表示/違反報告)
さぃだぁ - うわぁぁぁー///メア様推しだから嬉しいです!有難うございました！ (2020年9月13日 17時) (レス) id: 8f702b8e3c (このIDを非表示/違反報告)
れい - これで、好きなサンズがメアだけじゃなくなりました!やっぱりundertaleもAUも良いですね! (2020年7月29日 15時) (レス) id: 1655cf841d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろーるけぃき | 作成日時：2017年12月17日 19時
