検索窓
今日:3 hit、昨日:58 hit、合計:185,255 hit

★帰還 ページ16

そして私はいつものAUの狭間へと戻ってきた。
「お、A。帰ってきたか。待つ身も暇なもんだな〜」

fellが出迎えてくれた。
「ただいま、Sans。Inkはまだなの?」
「あぁ。遅いからそろそろ心配になってきたところだぜ。」
そう話していた瞬間に、Inkが現れた。

「うぉ!?」
「Ink!!大丈夫なの!?」
「fell!Aちゃん!僕は大丈夫だよ!」
Inkはいつもと変わらない顔で私たちにほほ笑みかけた。

「それで、Errorはどうなったんだ?」
「もちろん僕が勝ったさ!Errorのソウルもこの手で壊した!」
「よかった…これで一件落着だね!」
「うん、全てのAUは元に戻るんだ。」
「やったーっ!!」
私がニッコリと笑うInkに飛び込み、抱きつこうとした瞬間、

「…おい待て、お前さん本当にInkか?」
fellが目を赤く光らせてInkを睨んだ。

「え?やだなぁ、僕がInkじゃないって言うなら誰なんだよ〜」
Inkが返すと、fellは1つの黒ずんだシャボン玉を指さした。

「あれは俺のいたUnderfellの世界だ。でも見てみろ、壊れたままで元に戻ってなんかいねぇ。」
「下手な嘘をつくのもいい加減にしろよな。正体を見せろ。」

じゃあこのInkは誰なの…!?

「ハhaハ、意外ト早くバレちまっタな…」
Inkの姿が歪み、消えた。
そしてそこに現れたのはError。

「モう少しお前ラを掻き乱ス予定だったンだが…失敗ダ。」
「Inkが…負けたの!?」
「俺ノソウルに筆のおモちゃを突キ刺シてきやがったカら、俺のエneルギーが暴発しタ。まぁ、自滅ダな。」
「あの馬鹿野郎…」
fellがため息をついた。

「奴の体は使エそうだカらしばラく預かってoくぞ…お前ラも奴がいナいト困るんダろ?」

そうだ。打開策を探してくれていたInkがいないと、私がAUを解放して、Errorが支配をして…ということが続くだけだ。

「…取リ返しタけレばこっチに来れバいiさ。」
Errorは挑発をするように自分の世界への入口を開けた。

「A、こっちは俺に任せろ。」
fellが前に進み出た。
「でも!!Sansも捕まっちゃうかも!!」
「あ?俺をあのへっぽこデカ筆野郎といっしよにするなよ?必ず2人で帰ってくる。Aは別のAUに行ってろ。」

「感心ダな、1人デ来るノか。」
「当たり前だろーが。じゃあA、頑張れよな」
そう言ってfellが闇に消える。
「コいつを破壊しタら次はA、お前ヲ俺のモノにしテやる…」
Errorはそう言い残し不気味な笑みを浮かべて闇に消え、入口は閉じてしまった。

★カラフルな世界→←★あめ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (166 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
143人がお気に入り
設定タグ:Undertale , Sans
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

syobon(プロフ) - うわああああぁぁぁぁぁあぁ好きすぎる、、、!!!!めっちゃ好きですありがとうございます!!メア様ぁぁ、、あぁ(( (2022年7月5日 18時) (レス) @page27 id: 39e6e7917a (このIDを非表示/違反報告)
(*^ω^*) - うん、死ぬわ、 (2021年6月7日 16時) (レス) id: 1a06a316db (このIDを非表示/違反報告)
スノー - あーあ、好き、、みんなかわいいです(語彙力0) (2020年10月10日 11時) (レス) id: 8757ae5ab1 (このIDを非表示/違反報告)
さぃだぁ - うわぁぁぁー///メア様推しだから嬉しいです!有難うございました! (2020年9月13日 17時) (レス) id: 8f702b8e3c (このIDを非表示/違反報告)
れい - これで、好きなサンズがメアだけじゃなくなりました!やっぱりundertaleもAUも良いですね! (2020年7月29日 15時) (レス) id: 1655cf841d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ろーるけぃき | 作成日時:2017年12月17日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。