【太宰治】闇オークションに行ったら最年少幹部が売られていた件について。とりま自転車で突っ込むか。

同情するなら金をくr（（ボコォ ページ8

太宰sied



何だかんだでもう目的地に着いた。



これから殺されるあの子に少しの同情と、



此処からどうやって抜け出すかを考える。




モブ「失礼致します。


連れてきました。」




さっきのゲス顔とは打って変わって真面目な顔で話し出す男。




男「そして、百億は…？」




そう問われると不思議そうな顔をする彼女。




貴「え？後ろにあんじゃん。何言ってんの？」




未だ学生服の彼女はケラケラ笑いながら自分の背後を指差す。




男「…は？」




男の動きが固まる。







勿論私も。






何故ならば、

彼女の背後の壁だと思っていた物は全て









“札束”だったからだ。







男「な、なな素晴らしい！では、









死んでください。」




そう言った瞬間彼女に向かいナイフが飛ぶ。




またゲス顔に戻ってしまった男と迫り来るナイフを呆然と見るだけの彼女。




嗚呼、死ぬだろうな






そう思った瞬間だった。






貴「嗚呼成る程、そゆことね。







…異能力《包丁さんのうわさ》」




そう言い終わったとき、彼女に迫っていたナイフが

失速し、折れた。



モブ「…は？」



男には困惑の色。私でも軽く目を見開く。





貴「悪いね！ナイフ折っちゃって！

でも、私に物理攻撃が効くと思わないでよね！



じゃないと私に喧嘩を売った君は明日、」





そこまで言って一旦言葉を切る彼女。




ここまで終始ずっと笑顔だ。




だんだん男に近づいて行く。



男「ヒッ！…う、あ…。」




彼女はまだ、笑顔だ。





貴「生きてると思うなよ。」




彼女から、…笑顔が消えた。




貴「お前の命を、

【切る】」




その瞬間、男が崩れ落ちた。



息はもう、してなかった。





私の君に同情した時間、返し給えよ。

お知らせだよ（（本編進めろって？あっははは聞こえないn（（ボコォ→←どうする太宰

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