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「ごちそうさまでした〜」
大倉「あー食べすぎた…」
いつもと変な大倉さんの言動には触れないで、夕飯を食べ終わる。
「お皿かしてください、片付けますよ」
大倉「っあぁ、ええねん自分でやるわ」
そう言って大倉さんのと私のお皿を軽々両手に持ってスタスタ行ってしまった。
「すいません、ありがとうございま……え?」
大倉「…?」(ジャー…)
「え?あ、歩けてますよね?」
大倉「あ?」
「歩けてるじゃないですか…っ!治ったんですか!?早く言ってくださいよ!!」
大倉「やってAが当たり前のように毎日くんねやもん」
「そりゃそうですよ治ってないと思ってるんですから…っ!」
ギプスがはずれたのは知ってたけど、リハビリ辛そうだし、軽く包帯もしてるしで、まだ完治してないんだと思ってたのに…
言われなきゃわかんないでしょ普通に!
「じゃあもう家事とか一人で出来るんですか?」
大倉「まあ一応?」
「早く言ってくださいもうっっ、はぁ……もうじゃあ私必要ないですね??」
大倉「まぁ、そういうことやけど、そんな言い方はしてへんで」
「いいですっ。…じゃあ、私は帰りますね。」
俺が片付け終わったと同時に、荷物を持って俺の前に立った。
「…ほんとにあの時はありがとうございました。大倉さんのせいで、ここでお手伝いしだして女としてのレベルが下がった気がしますけど。」
大倉「はぁー?なんでやねん」
「この際言っておきますけど、付き合ってもない男性の下着渡せるの私ぐらいですからねっっ!」
大倉「あっはっはっ!!(笑)気にしてたんや〜(笑)」
「べ、別に気にはしてないですっ!/腹が立っただけですっっ!」
大倉「はー(笑)…こちらこそありがとさん、手伝おてくれて。」
「…(苦笑)大倉さんってそういうこと言える人だったんですね、なんか最後の最後で安心しました、良かったです、(笑)」
大倉「なんやと?」
「なんもないです」(フイッ)
大倉「やっぱ可愛ないわ〜」
「けっこーですっ。……それじゃ、」
大倉「おん。また寂しなったらきぃや」
「この歳でそんな恥ずかしいことしません〜。気持ちだけありがとうございます。」
大倉「ふは(笑)ほんま愛想ないねんな〜(笑)」
相変わらず別れ際まで言い合って、
大倉さん家を後にした。
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ASK - 続きやらへんのか (2020年6月25日 15時) (レス) id: f274a57798 (このIDを非表示/違反報告)
eight1989hikaru(プロフ) - 続きが気になって眠れないです〜。お願い更新してほしいです泣 (2020年4月12日 0時) (レス) id: 3fe04fa8b4 (このIDを非表示/違反報告)
ろっくん(プロフ) - ちーさん» 存分にニヤニヤしちゃってください♪ありがとうございます!頑張ります〜☆ (2019年8月1日 14時) (レス) id: 817b33a8f3 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 優しくなったり冷たくなったり…………!!!!もうニヤケが止まらなかったです!頑張ってください!応援してます( *´艸`) (2019年7月25日 22時) (レス) id: 191a024957 (このIDを非表示/違反報告)
ろっくん(プロフ) - mikazukivv09270さん» ありがとうございます!! (2019年5月18日 10時) (レス) id: 817b33a8f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろっくん | 作成日時:2019年5月4日 7時