この人本当は黒いんです。3（緑）

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127(大倉side)









Aの介抱してからすでに3週間くらい経った。





Aと関わることもなく、



特にこれといった出来事が起こることもない。






むしろAと出会う前よりも質素な生活かも知らん…。






相変わらずやすは定期的にAと飲みいってるらしいし。




俺が寂しい時うち来てええ言うたのに、ほんまに気持ちだけもろーてるし。









大倉｢おもんない、。｣(ﾎﾞｿｯ)



丸山｢なにがぁ？｣



大倉｢んーーっ、なんでもない。トイレ行きたい。｣



丸山｢はぁぁ〜？｣









撮影の移動、車の中でそんなこと考えとったらトイレ行きたなった。



関係ないか。








大倉｢ごめんまーちゃん、そこのコンビニ寄ってくれへん？｣



ま｢先に行っておいてくださいよ〜…現場遅れちゃうじゃないですか…｣(…ｶｯﾁｶｯﾁ)



丸山｢信ちゃん待たせんのが1番怒られんねやから｣



大倉｢ごめんごめん｣








丸と俺しか乗ってないこの車、



ほかのメンバーは仕事の都合とかで違う車で現場入りするらしい。









.







大倉｢っふー、｣







用を済ませてコンビニからでる。







大倉｢あっついな…｣







梅雨の時期ってのもあってムンムンした空気が俺の体にまとわりつく。




ほんま嫌いやわこの時期、。




なんも考えんと車の方へ歩きながら視線をあげると、



道路をはさんだ向かいのおしゃれなカフェから1人の女がでてきた。









大倉｢……あ？｣








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