ベルとのダンジョン修業探索 ページ47
〜《豊穣の女主人》〜
店内カウンター席
「少し早く来すぎたかなぁ……」
あたしはミルクを注文して、それを口にしていた。
忘れ物はしていないかな……？
武器、十束剣
道具、ポーションにマインドポーション
……あっ……そうか、あたし……
防具を持ってない……
バトルドレスはまとっているけれど……
盾とか、籠手とか、ガントレットとか……
自分の意思で守る、物理防具がない。
まぁ、刀だから両手持ちの時が多いんだけど……
今度、武具屋を覗いてみよう。
魔法を使った防御なら付与魔法《ケラヴノス》で充分。
「……ベル……ベル・クラネルか……」
小柄な男の子だからなのか、
どことなくフィンとイメージが重なる……
性格や頼りになるかどうかで言うと
ファミリアの団長のフィンには遠く及ばないけど。
でも、ソロでダンジョンに挑む勇気はスゴい……
……んッ？……待てよ……
なんであたしは昨日ベルと会った時
“ステイタス・リード“を使わなかったのかな？
使えば、名前も所属ファミリアも分かったのに……
……多分……話したかったから……
直接、彼から聞きたかったから。
だから
“ステイタス・リード“(強制開錠)したくなかったのかな……
「Aさーん！！」
酒場の出入口から慌てて入って来る白髪の少年……
「すみません！！待たせてしまいましたか？」
「大丈夫だよ。
あたしが来てからそんなに時間は経ってないからね。
……ベル、のど渇いたりしてる？
何か飲んでから行く？奢るよ？」
「いえ、平気です！それよりも早く行きましょう！」
「そうだね……」
あたしはグラスに残ったミルクを一気に飲み干した。
「じゃ、行こうか？」
「はい！」
二人並んで豊穣の女主人を後にした……
＊＊＊＊＊
〜ダンジョン５階層〜
「━━━ふッッ！」
ベルは右手で逆手に握ったナイフを使い……
二足歩行するウルフを葬る。
「ハッ……！！」
十束剣による横回転斬り。
ウルフの群れの中で放ち３匹ほどしとめる。
「……自分のステイタスで闘えてる……
あたし、ホントに成長しているのね……」
思わず一人言を呟いた。
「━━━まだまだぁ！！」
ベルはウルフの群れに突っ込んで行く。
「ガアッ！！」
ウルフの右手による切り裂き攻撃が放たれる。
「━━━とッ！！」
ベルは上空に飛び上がり回避して……
「━━━はっ！！」
落下しながら、ナイフの先端をウルフの頭の頂点に
突き刺した。
＊
群れを殲滅……
「ベル！少し休憩しようか？」
「はいっ！！」
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ミリア - トランクスと悟天が大人だったり、子供だったりしてもいいよ。楽しみに待っていますね。 (2019年2月24日 15時) (
レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - どれ位で出来るんですか？ (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - そうです！ (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ノートの性格は優しくて真面目で元気いっぱいな性格です。相手のキャラは誰でも良いんです。恋愛短編集ですから。よろしいですか？ (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ドラゴンボールヒーローズってゲームのです。 (2019年2月24日 15時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすと | 作成日時：2019年2月21日 1時
