４４ 和side ページ44
オープニングでメドレーを披露して、最初の企画のVTRが始まると、俺はマラソンのスタート位置へ移動だ
翔「応援してるからね。武道館で待ってる」
智「無理しすぎんなよ？ちゃんと水分摂ってな」
雅「寂しくなったら電話してね！」
潤「今日まであんなに頑張ってきたんだ。大丈夫！」
４人が最後に手握って、抱きしめて
エールを送ってくれた
和「…行ってきます！」
明日、自分の足でここに帰ってくるよ
待っててね？
４人に見送られて、案内役のスタッフさんに続いてマラソンのスタート位置へ
入念にストレッチをして、いよいよスタート直前
中継カメラがこちらに繋がった
水卜「二宮さーん！ついにスタートということですが、身体の方はいかがですか？」
和「絶好調です！ゴールできるように頑張ります！」
水卜「何やらお守りがあるとお聞きしてますが、！」
和「そうなんです。これなんですけど…嵐のみんながサプライズで準備してくれた５色のブレスレットです！」
そう
俺にはこのお守りがある
カメラの前に披露して、ネックレスにもなること、２０キロずつメンバーを思って走る宣言もして
最初は大野さんに守られながら走ろうと思う
青いブレスレットをつけて、残りの４色でネックレスに
ブレスレットを付けた左手でネックレスに触れると、４人からのパワーが伝わる気がした
スタート前のカウントダウンが始まる
俺は目を閉じて深呼吸…
つけたイヤモニからは４人のエールが聞こえていた
モニター越しに４人と目が合って
大きく息を吐いて頷くと、４人も力強く頷いてくれた
「「「３！２！…１！……スタート！！！」」」
みんなの掛け声でいよいよマラソンがスタート
付けていたイヤモニを外して、先導してくれる黒田さんに続いて走り出した
日が暮れて涼しい時間帯
出来るだけ距離を稼ぎたい
黒田「スタートはゆっくり行くよ？ペース上げたいと思うけど、焦らずね」
俺の気持ちを見透かしたような黒田さんの言葉が響く
自然と身体は緊張して強張ってるみたいで、それを解すために最初は少しペースを落とすんだって
スタートから５キロ
息はほとんど上がらないペースで走ったところで、少しずつ少しずつ
前を走る黒田さんのスピードが上がってきた
チラッと左手に目をやる
青く輝くブレスレット
頭に浮かんだのは、優しいあの人の笑顔だった
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るんるん(プロフ) - 何年越しでも、、密かに待っていたので嬉しいです！ (2022年10月9日 2時) (
レス) @page49 id: 5f4c3622e1 (このIDを非表示/違反報告)
kammostsluvamos(プロフ) - 更新嬉しいです！楽しみにしてました！ (2021年5月27日 18時) (レス) id: e05623e0c3 (このIDを非表示/違反報告)
はぐ(プロフ) - かなりお久しぶりにここへ来て読ませて頂きましたがやっぱり風月さんのお話しのニノちゃん可愛くって好きだなぁ(*´▽｀*)続きもまた楽しみにしてますね！ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 8801631f59 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ担 - 長編が見れません (2018年12月28日 21時) (レス) id: 9f8d06ec79 (このIDを非表示/違反報告)
tuki - すごく面白いです。更新がんばってください！続きがすごく気になります。 (2018年10月27日 19時) (レス) id: b5e1612a7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2018年10月14日 1時
