六 ページ8
ベ「起きな!」
貴「は、はい！」
ベイの声でAは目を覚ました。
ベ「今日から働いてもらうよ。まずはサッチの手伝いをしな、クルーの朝食の用意だ。」
貴「わ、わかりました...」
ベ「それとほら。」
ベイがAに投げたのはシンプルな白いシャツと黒いパンツ、そして紺色の靴だった。シンプルな下着も何着かある。
ベ「そのボロボロの着物じゃ動きずらいだろ。ほどんどお古だが、今の服装よりかは見栄えもいいし動きやすいだろ？」
貴「い、いいんですか...？私なんかに....」
ベ「私なんかっていうのはやめな。あんたは仮だがうちのクルーだ。さあ、とっとと着替えてサッチの手伝いしに行きな。」
そう言ってベイは戸を閉めた。
10分後、Aはなんとか着替えてサッチの元へ着いた。
サ「お、きたか。」
貴「遅くなって...すみません....」
サ「大丈夫、大丈夫。なにがあったか知らねえが、気楽にやりゃいいのさ、Aちゃんはなんにも悪くない。」
貴「サッチさん....」
サ「さ、下準備はもうやってるからあとは焼いたりするだけだ。手伝ってくれ。」
Aはサッチの手捌きをじっと見ながら欲しい食材を渡したり、野菜を剥いたり(途中で指も斬ったが)、大量の朝食を作る準備をした。
モ「あー、腹減った！！！！」
モ「飯！！」
貴 ﾋﾞｸｯ！
サ「へいへい！」
クルー達が食事を食べている間、Aは必死に皿を片付けたり、おかわりを注いだり、腕が痛むも、必死に頑張った。そして、船員が全員食べ終わった頃には大量の食器が
残っていた。
貴「こ..これを毎日...」
サ「まあ、大変だけど、やりがいはあるぜ。Aちゃんがいるから助かった。」
貴「....」
サ「食器洗い、頑張ろうぜ。」
貴「はい！」
-作業中-
貴「終わった...！！」
サ「頑張ったな！！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
サ「さあ、俺たちもご飯にしようか。」
貴「はい！」
サッチが作った野菜スープとパンに目玉焼きを二人で食べようと言い、二人は食堂でゆっくり食べた。サッチはご褒美とパイナップルという果物をAに見せ、何切れかくれた。
貴「つ、次の仕事は？」
サ「あ、ああ..倉庫の物資の確認だそうだ、マルコが色々教えてくれるぞ、パイナップルみたいなやつだ」
貴「はい！ご馳走様でした!」
Aはゆっくりと立ち、マルコのところへ駆けて行った。
貴「....パイナップルみたいな人？」
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舞姫(プロフ) - カルラさん» コメントありがとうございます! 更新できそうなので少しお待ちください！ (1月3日 1時) (
レス) id: 22ae86394b (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - めっちゃおもしろいです。更新できたら頑張ってみてください、後ドレスローザ偏までやってる夢小説はじめてみました。 (11月17日 8時) (レス) @page36 id: 2e60e76d28 (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - 箱さん» コメントありがとうございます、頑張ります！ (2023年2月23日 20時) (レス) id: 1e309c5213 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月20日 18時) (レス) @page23 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
舞姫(プロフ) - 紫月天音さん» コメントありがとうございます！私も幸せルートを目指してます！更新頑張ります！ (2022年10月16日 16時) (レス) id: 1e309c5213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞姫 | 作成日時：2022年4月7日 17時
