A組のトリプルフェイス {暗殺教室x3年A組xコナン}

3/2 part 4 original part ページ33

はぁー。

ジン達の報告する時間がない... このあとでしなきゃな...

あー絶対怒られる... 怖いんだもの、ジン....

貴「失礼しまーす...」

柊「おお、来たか。明堂、お前に聞きたいことがある。」

貴「なんですか？」

柊「お前は一体何者だ？いや、質問を変えよう。 お前は誰だ？」

貴「何度も言ってますよね？ 私は明堂凉音。 それ以外の何者でもない。」

柊「いいや、違う。実は俺の電話に烏間唯臣という防衛省の人からの電話が来てな。」

一瞬ショックだったが、すぐに無表情を取り戻す。

この人は私の秘密を少し知っている。 私にそれを言って動揺させようとしている。

柊「藤宮翔という人物を探しているそうだ。 お前、知らないか？」

貴「いいえ。」

柊「すごく心配している口調だったぞ。なんでも彼のスマホが逆探知されてここだと言われているそうだ。」

貴「そうですか。」

柊「もう一度聞く。お前は誰だ？」

貴「私は明堂凉音。それ以外の何者でもないですよ、先生。」

柊「そうか...まあ、いい。この授業はお前のためでもある。」

貴「どういうことですか...」

柊「お前もこの授業で変わってほしい...いいや、変わってくれ。」

貴「無理ですよ、先生。私は....もう戻らない。」

先生は何も言わずにそっとドアを開けてくれた。 私は出る時、彼が「アスティ」と無音で喋ったのを見逃さなかった。




監視カメラの死角

ジ「アスティ！お前、なんで報告をしなかったんだ！」

貴「ごめんよ、ジン。かくかくしかじかで...」

ベ「まあ、それは大変。災難に巻き込まれたわね、アスティ。」

貴「ベルモットママン！ 早くキャンテイ姉さんにも会いたいよ！女子会したい！」

キ「まぁまぁ焦るな、アスティ。それはそうとまだ脱出できないのかい？」

貴「完全に袋のネズミだよ。ごめん、私は柊の言う通り、3/10まで出られない。」

ウ「姉貴、姉貴の腕前ならすぐ脱出なんでできるんじゃねえですか？」

貴「できる方法はいくらでもあるけど...ちょっと厄介な人物が出てきてね...」

ベ「厄介な人物？」

貴「私が3年前に任務として潜入した元クラスメイトとその先生達。どうやら男装時のスマホの情報を誰かが流したらしくて....」

バ「どうしてそれが厄介なのですか？」

貴「元殺し屋の先生もいるから正体がバレやすいの。」

ジ「とにかく！任務は失敗するんじゃねえぞ。」

貴「わかってるよ、じゃあ。」

3/2 part 5→←3/2 part 3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す