A組のトリプルフェイス {暗殺教室x3年A組xコナン}

3/2 part 3 ページ32

逢「この中にいるんですか？」



先「ああ、はいやり逃げＸさん、手を挙げて！！」



・・・まぁ挙げないよね

甲「あげるわけねぇだろ」



先「そうか・・・じゃあ夜の８時まで待つか

それまでに名乗り出てくれれば今日死人は出ない」



「名乗り出なければこの中の誰かがまた殺されるって事ですか？」

誰かがそう言った

柊「そういうことだ」


柊「Let's think」



と言って教室を出ていった

彼が出ていって少ししたとき、後ろの方で何人かが集まっていた

いじめられてる私は当然参加しない。

やり逃げXはもうわかってる。何しろ律に頼んでハッキングしてもらったからね。

律はデータを柊にみせてないと言っていた。

ならどうして私が藤宮翔ということがバレたんだろう...？

「ぶっきーはまだ作業中だ。盗聴の心配は無いだろ」



甲「何だよ？話って」



里「中尾は多分死んでない」

まさか、中尾を見たのか！？

いや、でもあそこには柊がいたはず...

水「どういうこと？」


里「さっき真壁と二人で美術準備室に行ったんだ」

ああ、やっぱり馬鹿だ

柊が中尾を生徒達に見せるようなミスをすること自体あり得ないから

真「あ、いや、姿は見てない…
でも、部屋の中が少し見えて全く同じ
パンの食べかけが2袋あった」

石「でもそんだけで生存確定は無理あんだろ」

「でも、遺体の臭いが全くしなかった」

遺体の匂いがしなくたったって死んでないとは限らないのに....

遺体の匂いを嗅いだこともないくせに....

甲「それで、どうだったんだ？」


「けど、生きてたとしてなぜ
殺したフリなんかするんだ？」

甲「俺達に恐怖心を植え付けるためだろ」

里「確かに殺しをやるようなやつに
刃向かえないよな…」

怖いからな

西「でも先生には爆弾がある」

「問題はそこ
リモコンさえあれば逃げれるんだけど」

甲「だったら俺が奪ってやる」

馬鹿、子供が大の大人には勝てない
女子達は犯人を探している


柊『明堂、美術室に来い。』

スピーカーから音がする。

立ったらギュっととなりにいたさくらが袖を掴む

茅「行かないで、凉音！」

貴「大丈夫。ちゃんと帰ってくるよ、ね？」

明堂凉音の顔をすれば少し安心して袖を離してくれた。

たまに自分の本当の顔はどれかわからない

そう思いながら美術室に向かった。

さくらside
凉音が先生に呼ばれ、私は袖を掴んだ。安心してと言われるけど私は安心できない。凉音、凉音は誰？

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