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＿＿海
昨日、ドームツアーが幕を開けた
ドームの景色は言葉に表せないくらい凄くて
ほんとに、とにかく、とにかく！すごい！！
もーね！感動！！
まだ1日目だけど胸いっぱいの高橋でございます！
そして！本日4月3日はといいますと、
私、高橋海人の誕生日であります！！！
なにかあったり？って密かに思ってたけど
メンバーの様子で確信したよね。
・・・うん。楽しみにしてるよ！みんな！！
海「ごはーん！しょおいこー」
「あ、ごめん！先いってて」
海「え、もうリハ終わったじゃん」
「あ、あの、スタッフさんに呼ばれてんのよ！」
海「········そか！じゃあ行ってるよー」
こんなわかりやすいことある？
もうこの反応が逆にサプライズだよ笑
でも嬉しいんだー。
俺のためにみんな考えてくれて
ただでさえ忙しいのに、考えて動いてくれて
それだけで十分。泣けるくらい嬉しいんだよ。
ほんとにお兄ちゃんみたいなんだ
・・・俺、幸せ者だ！
その後、皆が帰ってきて
お昼を済まして、少しのんびりしたらもう本番
それぞれメイクやヘアセットをして衣装へ着替えていく
廉「かいとおめでとー」
岸「かいと！おめー！！！」
神「ヘイ！バースデーボーイ！」
「おめでとう！バースデーボーイ！」
海「ありがとうー！笑」
黄色のペンライトが輝きながら幕を開けた公演は
あっという間に終わってしまった
あの景色、俺、一生忘れない。
それくらい綺麗で、美しくて、ほんとに泣けてきたよ
改めてティアラのみんなの温かさに触れられた気がした
シャワーを浴びたり、体のケアをしたり各々の時間に入る
俺はソファで今日の余韻に浸っていた
岸「かいとー！まじおめでとっ！！」
海「ねー！ビックリした！ありがとう笑」
岸「·····あのさ、」
海「ん？」
シャワー終わりでまだ髪が濡れている岸くんが
叫びながら勢いよく走ってきた
でもその後急に落ち着いて
無邪気な笑顔から微笑みに変わった
岸「·····大人になったね」
海「え、なにその口調」
岸「·····ちげーよ！俺じゃねーから！」
海「なにそれ！笑」
岸「·····お前のファンって子」
この時の俺は、
岸くんの表情が意味するものに気づけなかったんだ
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作者名：木苺 | 作成日時：2023年1月25日 23時
