THROW YA FIST

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最後の曲ではメンバーみんな

ありがとうございました。と言いながらファンサを大量にしてた。

けど、私の大好きな壱馬くんは何も無し

そりゃ、そーだよね

所詮1人のファン

壱馬くんを大好きな人なんて山ほどいるし可愛い子なんて何万といる

RAMPAGEも可愛い子いないかなーとか思ってんのかなー

いやでも今日は神的ファンサを貰えたと信じて

一生の思い出にしよう。

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ライブも終わり最終日という事もあり余韻に浸るためにずっと椅子に座ってた。
周りのお客さんは足早に帰る。

何十分経っただろうか

ほとんどお客さんはいなくなっていた

それにスタッフが椅子を片づける作業に取り掛かっていた。

｢帰らなきゃ笑｣

会場から出ると涼しい風が吹いていた

外にももう人は全然居なかった

振り返り

宮城セキスイハイムスーパーアリーナを見つめた

このアリーナ、中からお客さんの事見ることができるからわんちゃんメンバーみてるんだろーなー

でも、もう人いないしね笑

｢RAMPAGEありがとう｣

そう呟いて帰ろうとしたら

？「ありがとう」

驚いて振り向くとツアーTシャツにマスク帽子の不審者並の人がいた。スタッフさんとかかな。

「あ、はい」

ありがとうって私RAMPAGEに言ったんだけど
んま、スタッフあってこそのライブだけど！笑

？「これ、連絡してや」

「え、」

誰かもわからない人からの連絡先

？「これ、ありがとーな笑」

そう言って私が羽織っているブランケットをゆびさした。

「??」

もう訳が分からず固まっていると

？「そろそろいかんと、じゃーな」

「あ、はい」

そう言って走っていった彼の方を見ると

数人似たような格好の人がいて

？「なにしてたのー。」
？「おいていきますよ」
？「かずまさーーーーん彼女っすかー｣

なんで大きな声で話す…この声は
しょへ君だね笑


いや、え

ってことは

今の人

「壱馬…くん？」

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