THROW YA FIST

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宮城公演も終わり、アイシングをするメンバー

樹「見つけました！あの子！」

壱馬「可愛いよなぁ」

無意識に出た言葉はそこにいた全員を驚かせた

壱馬「あ、いや、え、忘れて…ください！笑」

陣「なんやー！可愛いなぁ！！」

なんて冷やかされてキンキンに冷えてるはずなのに体も顔も熱くなった。

ある程度のダウンと片付けが終わり
帰るバスに向かった

龍「こっからファンが見えるみたいですよ」

北人「え、どれどれ！」

陣「ほんまや！って…あの子！！！！！」

その声に1番反応した俺はバッと窓に近ずきその方向を見た

壱馬「…!!」

間違いないあの子だ。

アリーナ会場を見つめていた

力也「迷ったら即行動」

その言葉にぺこりと頭を下げて突っ走った

会場を出る前に

慎「壱馬さん。コレ」

そういって小さな紙を渡してきた慎

開いてみると俺の名前と電話番号だった

びっくりして慎を見ると

慎「今言って話して終わるの虚しくないですか？だったらこれ渡したら…ね？確ですよね？笑」

壱馬「さんきゅ！」

いい弟だ…。

何も考えずに突っ走ってた俺を冷静に戻してくれた

あの子が帰る前に…！
その一心で走った

･


･

「RAMPAGE、ありがとう」

その後の元に着いたらそう聞こえてきたから

壱馬｢ありがとう｣

おれも返したら

凄いびっくりした顔でこちらを見る彼女

近くで見たらやっぱり綺麗な要素もあるけど
どこか幼くて可愛い。

「あ、はい」

なんて小声で返す君にこの頃から
夢中だったのかもしれない。

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