ブルースター II

子供 ページ7

: You side






『こら、さあちゃんそれめ！』









『ちょっと、たーくんどこ行くの！？』





ただいま、子供のお世話係しています山宮です！

実は私おばさんなの。


メンバーは知らないけどね(笑)

私の兄弟構成を説明すると、





1番上のお兄ちゃん真翔(まなと)


お姉ちゃん美沙(みさ)


そして弟の遼(りょう)




四人兄弟で、お姉ちゃんに年子の子供がいる。



それが沙彩(さあや)と大翔(たいし)。








『うわ、そろそろ仕事行かなきゃ、さあちゃん、たーくんおいで』



こんなにばったばたの朝を過ごしたのは初めてだ。

改めて親の偉大さを感じた。







沙彩 「Aちゃん、だっこ！」









大翔 「ん〜、ねみゅい…」


両手に子供たちの荷物を抱えてるのに抱っこだの、眠いだの動かないこの子達。




だめだ、坂ちゃん呼ぶしかない。








『ごめんね〜、坂ちゃん助かった』









坂下 「いいよ別に。元気だなAに似て」









『私じゃなくてお姉ちゃんに似たの！ねえ、さあちゃん？』





うんっと元気よく返ってくる返事。

まあ、お姉ちゃんは元気タイプじゃなくてめちゃくちゃ大人だけどね。



妹の私が言うのもなんだけどめちゃくちゃ美人だから！！







坂下「メンバーなら子供の面倒見てくれるだろ、撮影代わり代わり上手く回して子供から目離さないようにしとけよ？」





ん、わかった。さあちゃんたーくん降りよっかと手を差し伸べたら小さな手に握られる私の手。




可愛い…！！！







いつもの警備員さんには驚きの目で見られたし、

受付嬢の子達も明らかにえって顔してた(笑)




こりゃあメンバーの反応も楽しみだ！(笑)









『お部屋に入ったらおはようございますって挨拶するんだよ？』









沙彩 「わかった！さあちゃんできる！」









大翔 「たいもできるもん！」


おっきい男の人ばっかりだし泣かないかが心配だけど…









『じゃあ、入るよ？』









『おはようございま〜す』









沙彩 大翔 「おはようございましゅ！」



みんなの顔よ…(笑)

言い表せない驚愕の表情してる(笑)

特に陸さん(笑)








健太 「Aいつから子供いたの！？」









陸 「待って相手誰！？」









北人 「まって俺との子？そうだよね？」





この人たちやっぱりおかしいです…！！

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