私が頑張る意味は…[THERAMPAGE]

Story：13 ページ13

咲良Side




今日はリハーサル日


まあ、もちろんメンバーには止められた…


RIKU「は！？何言ってんの？
　 踊るのは駄目でしょ！？」


やましょー「医者はなんて言ってるの？」


咲良「"ほんとは止めたいけど、
　 アーティストさんだから個人の判断に
　 おまかせします、しかし、くれぐれも
　 無理だけは……"って言われました、」


翔吾「それは…アウトやないん？」


咲良「自己判断っ！
　 今やらなかったら私、後悔するもんっ…」


壱馬「………」


北人「………」


ﾒﾝﾊﾞｰ「………」




きっと私が小さい声で弱音

言ったからみんなをこんな顔に

させちゃった………。



でも、本当に後悔したくないから…。


だからっ……




LIKIYA「いいんじゃない？」


ﾒﾝﾊﾞｰ「！？」


LIKIYA「咲良のやりたいように
　 やらせてあげれば……。」


陣「でもっ…」


LIKIYA「咲良はそうしたいんだろ？」




急に振られて困ったけど…


咲良「……はいっ！」


私の意思表示は強かった。



LIKIYA「うん。これは咲良が決めるべきだし、
　 もしものことがあったとしても俺たち
　 がどうにかすればいいだけだろ？」


健太「うん…そうだよ。
　 健太たちが咲良を支えればいいだけだよ」


瑠唯「そうだね。」


ﾒﾝﾊﾞｰ「ｳﾝｳﾝ。」





LIKIYA「よしっじゃあリハやるぞ！」


ﾒﾝﾊﾞｰ「はいっ！」




こうしていつもどおり

リハーサルを始めた。


でもその前に…


LIKIYA「でも、無理だけはするな。
　 これはリーダー命令だぞ？」


パパは優しい言葉をくれました。

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